エクセルバージョン
マイクロソフト365
今回はデバッグ時に変数や配列の中身を確認するのに役立つウォッチとブレイクポイントとイミディエイトウィンドウでデバッグの2つの方法をご紹介したいと思います。
両方ともやり方は非常に簡単なので是非試してみてください。
それではいってみましょう!
Menu
ウォッチとブレイクポイントでデバッグ
ウォッチウィンドウを表示
表示→ウォッチウィンドウ
ウォッチウィンドウが表示されます。
ウォッチさせる変数を選択
変数を選択 → 右クリック → ウォッチ式の追加
今回は変数 i で実行してみます。
設定を変える場合は変更してからOKをクリックします。
ウォッチウィンドウに変数iが追加されます。
ブレイクポイントの設定方法
下記のようにブレイクポイントで一時停止させたい箇所をクリックで追加、再度クリックすることで解除できます。
これでデバッグで変数の中身を確認できる準備ができました(*^^)v
変数の中身
それではデバッグして変数iの中身をウォッチウィンドウで見てみましょう
サンプルコードは下記になります。
1 2 3 4 5 6 | Sub ブレークポイント() Dim i As Integer For i = 1 To 10 Cells(i, 1) = i Next End Sub |
今回は下記のようにNextの行にブレイクポイントを設定します。
再生マークをクリックするごとに変数iが1プラスしていきます。
変数の中身が丸見えになりましたね\(^^)/
実際Forのような繰り返し処理はこのように動作しています。
配列の中身
次のような配列の中身も簡単に見れます。
今回はEnd Subの行にブレークポイントを設定しています。
イミディエイトウィンドウ(debug.print)でデバッグ
構文
debug.print 処理
表示方法
表示 → イミディエイトウィンドウ
イミディエイト・ウィンドウが表示されるので、ここに処理内容が表示されます。
【VBAサンプル】
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | Sub test() '変数 Dim i As Integer '繰り返し処理 For i = 1 To 10 Debug.Print i '←のように記述します Next End Sub |
【結果】
一瞬で変数 i がイミディエイト・ウィンドウに表示されます(★‿★)
まとめ
デバッグする時はこの方法が一番効率がよくスピーディに行えるので是非マスターして一段とレベルアップしていってください(^^♪
以上です。