バージョン
マイクロソフト365
本日はエクセルVBAでデータの行の一番下(最終行)のセルの値の取得について解説していきたいと思います!
空白や重複があろうがなかろうが、取得できる方法なので、重宝できると思います。
なれれば関数より簡単です!
やることはたったの2つのみなので是非実践してみてください!
それではいってみましょう(^▽^)o
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手順
手順
①データの最終行番号を調べる
②値取得
①最終行番号を調べる
A列のデータの最終行番号を取得する例
1 | Cells(Rows.Count, "A").End(xlUp).Row |
この1行でデータの最終行番号が数字で取得できます。
この構文を次のcellsの行にコピペします。
②値取得(valueプロパティ)
cells(作成した最終行番号のコードをコピペ ,”A”).Value
出来上がりです\(^^)/
たったの1行です!
1 | Cells(Cells(Rows.Count, "A").End(xlUp).Row, "A").Value |
VBAサンプル
①A列の最終行の値を取得
1 2 3 4 5 6 7 | 'A列の最終行の値を取得する例 Sub 最終行の値() '変数 Dim rowEnd As Long rowEnd = Cells(Rows.Count, "A").End(xlUp).Row '最終行番号取得 MsgBox Cells(rowEnd, "A").Value 'A列の最終行の値取得 End Sub |
②A列からオフセット関数でC列のGETを取得する例
1 2 3 4 5 6 7 | 'A列からオフセット関数で取得する例 Sub 最終行番号オフセット() '変数 Dim rowEnd As Long rowEnd = Cells(Rows.Count, "A").End(xlUp).Row ''最終行番号取得 MsgBox Cells(rowEnd, "A").Offset(-2, 2).Value 'オフセットで値取得 End Sub |
まとめ
VBAでデータの一番下の値を取得するには最終行番号→値取得(Value)だけで取得できるので下手したら関数で最終セルの値を取得するより簡単なのではないでしょうか!
さらにオフセットを使用することにより自由自在に値が取得できます。
VBAアレルギーの方も今回の値取得を見て少し勉強すれば簡単に取得できるということがおわかりになってもらえたら幸いです(^o^)o
以上です。
一番下の(最終行)行番号取得
一番下の行(最終行)の値を取得
行番号と行数や列番号と列数の取得
【VBA】列番号と列数(ColumnとColumns.Count)
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