VBAワークシート関数の数式の@マーク削除Formula2

投稿者: | 2021年9月12日
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今回はVBAでワークシート関数を作成した際に、関数式の先頭に@マークが入ってしまいスピル(動的配列数式)しない際に対処できるFormula2についてです。

それではいってみましょう!

 

Range.Formula2

概要

・A1形式の配列表記でオブジェクトの数式を表すバリアント型 (Variant) の値を取得または設定します。

・RangeオブジェクトFormula2プロパティを使用した数式は配列になり、1つ以上の結果が返された場合にスピルします。

 

サンプル

ワークシート関数のSEQUENCE関数を使用した例

 

Fomulaプロパティ

結果

A1セルの数式の先頭に@マークが入りスピルはせずに従来形式になります。

Fomula2サンプル1

 

Fomula2プロパティ

結果

A1セルの数式に@マークは入らずスピル機能が有効になります\(^^)/

Formula2サンプル2

 

バージョンがスピル機能に対応した場合の例です。

 

まとめ

VBAでワークシート関数を使用して、スピルさせたいのに数式に@マークが入ってスピルできないってときは有効に機能します(^o^)o

以上です。

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