【PAD】拡張子を除いたファイル名取得

投稿者: | 2023年4月2日
PowerAutomateアイコン

本日はPAD(Power Automate For Desktop)で、フォルダ内の拡張子を除いた全てのファイル名を取得する方法を解説します。

 

下記が今回使用するフォルダーとファイルになります。

フォルダーのファイル

実行後

フォルダ内の拡張子を除いた全てのファイル名をリスト(1次元配列)で取得できます。

PAD拡張子を除いたファイル名

こんなことができるよになります!

拡張子を除いたファイル名取得の手順

手順

①指定したフォルダーのファイルパスを全取得します。

②取得したファイルをForeachで、拡張子を除いたファイル名に変換してリストに格納します。

慣れれば1分程度で作成が可能になり、たったの3手順で拡張子を除いたファイル名を取得することができます。

簡単です(^o^)o

 

指定したフォルダーのファイル名取得

指定したフォルダーのファイルパスを取得します。

 

アクションの選択

アクションから

フォルダー → フォルダー内のファイルを取得

をダブルクリックします。

①PADアクションフォルダー内のファイル取得

 

パラメーターの選択

フォルダー内のファイル取得ダイアログが起動したら下記を設定して保存を押します。

フォルダー:フォルダーパスを設定。

ファイルフィルター* ← を入力。

②PADフォルダー内のファイルを取得パラメーター

 

繰り返し処理(For each)の作成

先程取得した変数Filesから拡張子を除いた値に一つずつ変換するために、繰り返し処理(For each)の準備をします。

 

アクションの選択

アクションから

ループ → For each

をダブルクリックします。

③PADアクションForEach

 

パラメーターの選択

For eachダイアログが起動したら下記を設定して保存を押します。

反復処理を行う値Filesを選択します。

④PAD_Foreachパラメーター

 

項目をリストに追加

拡張子を除いた値を格納するためのリスト(1次元配列)の準備をします。

 

アクションの選択

アクションから

変数 → 項目をリストに追加

をMainフローのFor Eachの中にドラッグします。

⑤PADアクション項目をリストに追加

 

パラメーターの選択

For eachダイアログが起動したら下記を設定して保存を押します。

項目の追加:変数CurrentItemの中から.NameWithoutExtensionを選択します。

追加先リスト%newVar% ← を入力。

⑥PAD項目をリストに追加パラメーター

これで全ての設定が完了したので実行します。

 

実行

赤枠の実行ボタンをクリックすれば、フォルダー内の拡張子を除いたファイル名がリストに全取得されます\(^^)/

➉PADフロー完成

完成

今回使用したフォルダーとファイルです。

フォルダーのファイル

右のフロー変数からnewVarをクリックすると、フォルダ内の拡張子を除いた全てのファイル名をリスト(1次元配列)で取得できてるのが確認できます。

PAD拡張子を除いたファイル名

 

まとめ

簡単に拡張子を除いた全てのファイル名をリスト(1次元配列)で取得できます!

以上です。