
本日はPAD(Power Automate For Desktop)で、指定したフォルダーのサブフォルダー名を取得する方法を解説します。
下記が今回使用するフォルダーになります。
【実行後】
指定したフォルダーのサブフォルダー名をリスト(1次元配列)で取得できます。
こんなことができるよになります!
Menu
サブフォルダー名の取得手順
①指定したフォルダーのサブフォルダーパスを取得します。
②取得したフォルダーパスをForeachで、フォルダー名に変換してリストに格納します。
慣れれば1分程度で作成が可能になり、たったの2手順でサブフォルダー名を全取得することができます。
簡単です(^o^)o
指定したフォルダーのサブフォルダーパスを取得
指定したフォルダーのサブフォルダーのパスを取得するための作業を実施します。
アクションの選択
左のアクションから
フォルダー → フォルダー内のサブフォルダーを取得
をダブルクリックします。
パラメーターの選択
フォルダー内のファイル取得ダイアログが起動したら下記を設定して保存を押します。
①フォルダー:フォルダーパスを設定。
②フォルダーフィルター:* ← を入力。
これでとりあえず実行すると簡単にフォルダーパスが変数Foldersにリスト(1次元配列)として格納されます。
ここまでできたらあとは繰り返し処理でフォルダー名だけ取得すれば完成というわけです。あ~簡単簡単!
繰り返し処理(For each)の作成
先程取得した変数Foldersのフォルダーパスをフォルダー名に一つずつ変換するために、繰り返し処理(For each)の準備をします。
アクションの選択
左のアクションから
ループ → For each
をダブルクリックします。
パラメーターの選択
For eachダイアログが起動したら下記を設定して保存を押します。
反復処理を行う値:Foldersを選択します。
項目をリストに追加
フォルダー名を格納するためのリスト(1次元配列)の準備をします。
アクションの選択
左のアクションから
変数 → 項目をリストに追加
をMainフローのFor Eachの中にドラッグします。
パラメーターの選択
For eachダイアログが起動したら下記を設定して保存を押します。
①項目の追加:変数CurrentItemの中から.Nameを選択します。
②追加先リスト:%newVar% ← を入力。
これで全ての設定が完了したので実行します。
実行
赤枠の実行ボタンをクリックすれば、フォルダー内のファイル名がリストに全取得されます\(^^)/
【完成】
今回使用したフォルダーです。
右のフロー変数からnewVarをクリックすると、サブフォルダー名をリスト(1次元配列)に取得できてるのが確認できます。
まとめ
この一連の作業は通常VBAで行うのですが、PADでも簡単に全てのサブフォルダー名をリスト(1次元配列)に取得できます!
以上です。