【Power Automate Desktop】サブフォルダー名を取得

投稿者: | 2023年4月7日
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本日はPAD(Power Automate For Desktop)で、指定したフォルダーのサブフォルダー名を取得する方法を解説します。

 

下記が今回使用するフォルダーになります。

PADサブフォルダー

実行後

指定したフォルダーのサブフォルダー名をリスト(1次元配列)で取得できます。

PADサブフォルダー全取得完成

こんなことができるよになります!

サブフォルダー名の取得手順

手順

①指定したフォルダーのサブフォルダーパスを取得します。

②取得したフォルダーパスをForeachで、フォルダー名に変換してリストに格納します。

慣れれば1分程度で作成が可能になり、たったの2手順でサブフォルダー名を全取得することができます。

簡単です(^o^)o

 

指定したフォルダーのサブフォルダーパスを取得

指定したフォルダーのサブフォルダーのパスを取得するための作業を実施します。

 

アクションの選択

アクションから

フォルダー → フォルダー内のサブフォルダーを取得

をダブルクリックします。

PADアクションフォルダー内のサブフォルダーを取得

 

パラメーターの選択

フォルダー内のファイル取得ダイアログが起動したら下記を設定して保存を押します。

フォルダー:フォルダーパスを設定。

フォルダーフィルター* ← を入力。

PADサブフォルダー取得パラメーター

 

これでとりあえず実行すると簡単にフォルダーパスが変数Foldersにリスト(1次元配列)として格納されます。

PADサブフォルダーパス取得変数

ここまでできたらあとは繰り返し処理でフォルダー名だけ取得すれば完成というわけです。あ~簡単簡単!

 

繰り返し処理(For each)の作成

先程取得した変数Foldersのフォルダーパスをフォルダー名に一つずつ変換するために、繰り返し処理(For each)の準備をします。

 

アクションの選択

アクションから

ループ → For each

をダブルクリックします。

③PADアクションForEach

 

パラメーターの選択

For eachダイアログが起動したら下記を設定して保存を押します。

反復処理を行う値Foldersを選択します。

PADパラメーターForeach

 

項目をリストに追加

フォルダー名を格納するためのリスト(1次元配列)の準備をします。

 

アクションの選択

アクションから

変数 → 項目をリストに追加

をMainフローのFor Eachの中にドラッグします。

⑤PADアクション項目をリストに追加

 

パラメーターの選択

For eachダイアログが起動したら下記を設定して保存を押します。

項目の追加:変数CurrentItemの中から.Nameを選択します。

追加先リスト%newVar% ← を入力。

PAD項目リスト追加Folder

これで全ての設定が完了したので実行します。

 

実行

赤枠の実行ボタンをクリックすれば、フォルダー内のファイル名がリストに全取得されます\(^^)/

PADサブフォルダー名取得フロー完成

完成

今回使用したフォルダーです。

PADサブフォルダー

右のフロー変数からnewVarをクリックすると、サブフォルダー名をリスト(1次元配列)に取得できてるのが確認できます。

PADサブフォルダー全取得完成

 

まとめ

この一連の作業は通常VBAで行うのですが、PADでも簡単に全てのサブフォルダー名をリスト(1次元配列)に取得できます!

以上です。