バージョン
Illustrator 2020
イラストレーターの特徴としてはベクトルデータなので画像のサイズを無限大に変更しても画像が劣化することなく美しさを保てるのが特徴の一つです。
フォトショップは扱ったことがあってもイラストレーターは扱った事がないという人が結構いるようですが、今回の記事を見て頂ければイラストレーターの魅力がわかります。フォトショップでは困難なことでもイラストレーターなら簡単に作成できる基本的な図形があるのでご紹介していきたいと思います。
今回はイラストレーターの初心者向けに基本操作、新規ページ作成から図形作成まで実施していきますので一緒に作業してみましょう！
Menu
新規ファイル作成
まずはイラストレーターを起動してください。
新規作成をクリック
今回はWebで使用するので
Web→最小→作成をクリック
新規のページが作成されます。
レイヤーパネル表示
レイヤーパネルは画像編集のレイヤーの切り替えに頻繁に使用します。
レイヤーパネルを表示します。
上のメニューバーから
ウィンドウ→レイヤーパネルをクリックします。
下記のようなレイヤーパネルが表示されます。
レイヤーが表示されたら簡単な図形を作成していきたいと思います。
長方形ツール
左のツールパネルから長方形ツールを選択します。
長方形の作成
左クリック（ドラッグ）しながら斜め右下に移動させると以下のように長方形が出来上がります。
消去したい場合、長方形が選択されている状態ならそのままDeleteキーを押せば消去できます。
長方形が選択されていなかったら下記の図の左のツールパネルから選択ツールを選択後に長方形をドラッグして選択してDeleteキーを押します。
もしくは
戻る
ショートカットキー Ctrl + Z
正方形の作成
Shiftキーを押しながら先程と一緒で左クリックしながら（ドラッグ）右下に移動させると下記のように正方形が出来上がります。
ひし形の作成
右上にマウスを持っていくと矢印が出てくるのでShiftキーと左クリック（ドラッグ）を押しながら回転させます。
Shiftキーを押しながら回転させると45度ずつ回転します。
レイヤーに名前を付ける
レイヤーをダブルクリックすると入力画面に切り替わるので、レイヤーに名前を付けます。名前はなんでも構わないですがここではレイヤーの名前を四角形と入力します。
新規レイヤーを追加
新規レイヤーを作成します。レイヤーパネルの右下の新規レイヤーを作成をクリックします。
レイヤー2というレイヤーが新規作成されます。
次は四角形のレイヤーは使用しないのでレイヤー2をクリックして上記のようにレイヤー2が選択された状態にしてください。
四角形レイヤーの目のマークのチェックを外して一時的に四角形レイヤーを非表示にすることもできます。今回はチェックを外してみましょう。
楕円形ツール
レイヤーパネルのレイヤー2が選択されているのを確認後、
左のツールパネルから長押しして楕円形ツールを選択します。
楕円形を作成
左クリック（ドラッグ）しながら斜め右下に移動させると以下のように楕円が出来上がります。
正円を作成
Shiftキーを押しながら先程と一緒で左クリック（ドラッグ）しながら右下に移動させると下記のように正円が出来上がります。
これで円形の操作はおしまいなのでレイヤーに名前を付けます。ここではレイヤーの名前を円形と入力します。
前回同様にレイヤーを新規作成して今度は円形の目のマークのチェックを外し、レイヤー3を選択してる状態にします。
多角形ツール
レイヤーパネルのレイヤー3が選択されているのを確認後、
左のツールパネルから長押しして多角形ツールを選択します。
三角形を作成
2パターンご紹介します。
①画面をクリックするとダイアログボックスが表示されるので辺の数を3にして半径は好きな数値を指定してOKをクリックします。
②左クリック（ドラッグ）しながら斜め右下に移動させ、そのまま上下キーを押すことにより三角形から多角形、多角形から三角形が簡単に作成できます。
応用して作成していけばPhotoshopでは困難なものも簡単にオリジナルの綺麗な高級感のある金色のロゴや浮き出た銀色のロゴなんかもあっという間に作成することも可能になります。
前回同様に三角形と名前を付けてレイヤーを新規作成して三角形の目のマークのチェックを外します。
レイヤー4の選択を忘れずに行います。
スターツール
スターツールはその名のとおり星を作成します。
では早速実行してみましょう！
多角形ツールから今度はスターツールを選択します。
画面をクリックするとダイアログボックスが出現するので今回の設定は以下のような設定にして星を作成します。
第一半径 : 100px
第二半径 : 50px
点の数 : 5
星の完成です。
更にスターツールをいじると下記のような画像にも変形します。
左クリック（ドラッグ）しながら右斜め下にマウスを動かし、そのままキーボードの上下キーを押すと点の数が増減します。
Ctrl + 左クリック（ドラッグ）を押しながら上下左右に動かすと下記のようにトゲトゲの大きさも変更ができます。
スターツールを応用すればフォトショップでは困難である下記のような自作した花びらなんかも付加してあげれば、ちょっぴり可愛らしいロゴなんかもあっという間に作成できるようになります。
まとめ
今回は初心者のために新規作成から図形の基本、そしてどのような画像が作成できるかを簡単に説明してみました。
このような図形はフォトショップでは困難なのでイラストレーターを使用して作成します。
これらの手順は基礎なので少しずつ覚えていき、どのような作品を作るかをイメージすることが大事です。
そしてイメージが決まったら今回の基本を思い出だし少しずつ操作を覚えていくことによっていろいろなパターンの図形が作成できるようになります。
ですので暇があったら少しずつイラストレーターを操作していけば嫌でも身に付きますので楽しみながら覚えていけばいいかと思います。
次回はまだ未定ですがまたイラストレーターの初心者向けの記事を書きたいと思います。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました(*´∀｀)
あ！ちなみに私は絵とか全く描けませんからね(Ｔ▽Ｔ)
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