Excelバージョン
マイクロソフト365
FINDとMIDを組み合わせてメールの@マークの後ろの部分(ドメイン)を抜き出したいと思います。
もし仮に1万行とかのデータだったら手作業では数日かかりますが下記の関数なら30秒もあれば抜き出せます!
メールの@マークの前の部分を抜き取りたい方は前回の記事↓
【Excel 関数】メールの@マークの前の部分を抜き出す(FINDとLEFT)
【完成後】
メールの@マークの後ろの文字(ドメイン)が簡単に抜き出せます\(^^)/
Menu
FIND関数
まず最初にメールの@マークが文字の先頭から何番目かを検索するためにFIND関数を使用します。
【引数】
1、検索文字列 → @マークを入れます。この時、文字列の場合は必ずダブルクォーテーションで囲います。
2、対象 → 検索対象となるセルもしくは文字などを入力します。
3、開始位置 → 検索する文字列の開始位置を指定します。
入力しOKボタンを押したら自動で下記のような関数式が出来上がります。
関数式
1 | =FIND("@",A1,1) |
これで文字列の先頭から数えて15番目が@マークの位置ということがわかりましたね!
そして今回自動で出来上がったFINDの関数式を次のMID関数の開始位置の引数にコピペしてあげればいいわけです(*^^)v
MID関数
MID関数を使用することで指定した位置の番号から文字を全て抜き出せます。
【引数】
1、文字列 → 検索するセルもしくは文字などを入力します。
2、開始位置 → 何文字目から抜き出すか数字で指定します。今回は先程作成したFIND関数を利用するのでコピペでOKです。そしてここが重要です。FIND関数の値は15でしたが、それだと@マークから抜き出しが始まってしまうので+1して@マークの次の値から抜き出すようにします。
3、文字数 → 何文字抜き出すか数値で指定します。
入力しOKボタンを押したら自動で下記のような関数式が出来上がります。
関数式
1 | =MID(A1,FIND("@",A1,1)+1,100) |
あとはB1セルの右下のフィルハンドルで一気に下の行にコピペすれば何万行でも抜き出せます。
【結果】
まとめ
このように関数をネストして作成する場合は必ずダイアログボックスを表示させて作成しましょう。
そこに引数の説明が表示されているので、それを見て作成すればあとは自動で関数式が作成されるので、慣れればそんなに難しくはないはずです!
私はいつもこの方法で関数式は作成します。
以上です(^O^)