【エクセル】名前の定義の使用方法

投稿者: | 2022年3月14日
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エクセルバージョン

マイクロソフト365

 

今回は範囲名前で登録して使用できる、名前の定義についてです。

それでは行ってみましょう!

 

名前で範囲を作成

名前範囲の作成方法

名前ボックスを使用

選択範囲から作成の機能を使用

名前の定義の機能を使用

3つの方法を解説します。

 

下記のサンプルデータを使用して解説していきます。

【サンプルデータ】

1初期範囲

 

名前ボックス

名前ボックスとは、エクセルの左上部に表示されている下記になります。この名前ボックスを使用して範囲を登録します。

2名前ボックス

 

ドラッグで範囲選択します。

3数値A範囲選択2

 

名前ボックスに数値Aと入力して、Enterキーで確定させます。

4数値A名前ボックス

 

右の部分をクリックして登録されたか確認します。

5数値A登録確認

これで名前ボックスを使用して、数値Aという範囲が作成されました。

 

選択範囲から作成

2番目の方法として選択範囲から作成という機能があるのでご紹介します。

 

まず最初に範囲選択します。

8数値B選択

 

選択した状態から

数式 → 選択範囲から作成

をクリックします。

7名前定義

 

ダイアログが表示されるので上端行を選択してOKをクリックします。

(上端行を選択することで、見出し数値Bが自動で名前になります)

9上端行

これで数値Bという範囲が作成されます。確認は後程、名前の管理で解説します。

 

名前の定義

3番目の方法として名前の定義という機能があるのでご紹介します。

 

数式 → 名前の定義

をクリックします。

10名前の定義

 

ダイアログが表示されるので

名前数値Cと入力

範囲 → ブック

参照範囲 → 下記の範囲をドラッグして適用させます。

11名前の定義ダイアログ

これで数値Cという範囲が作成されます。

 

名前の管理(確認,編集,削除)

作成した3つの範囲を名前の管理という機能を使用すると確認、編集、削除ができます。

 

数式 → 名前の管理

をクリックします。

12名前の管理表示

 

名前の確認

作成した名前の一覧が表示されるので確認できます。

 

名前の編集

編集したい名前を選択してから、編集ボタンをクリックで編集できます。

 

名前の削除

削除したい名前を選択してから、削除ボタンをクリックします。

23名前の管理削除

 

使用方法(数式で使用)

作成した名前を、関数の引数に適用させることができるので、SUM関数を例に解説していきたいと思います(^o^)o

 

構文

=関数(名前)

 

引数に名前を使用

最初に作成した数値Aという名前の範囲を使用してみます。

3数値A範囲選択2

 

数式 → 数式で使用

登録した名前が表示されます。

19数式で使用

A7セルに、SUM関数のダイアログを表示させて、数式で使用の適用させたい名前をクリックするだけで引数に入力できます。

20ダイアログで数式使用

もしくは、

普通にキーボードで入力することもできます。

16数値A使用

名前定義で作成した数値Aの範囲の合計が、A7セルに表示されます\(^^)/

 

名前を複数使用する場合

複数の名前を使用したい場合は、下記のようにカンマで名前を区切ることもできます。

17全範囲使用

名前定義で作成した数値A、数値B、数値Cの範囲の合計が、A7セルに表示されます(*^^)v

 

まとめ

私はほぼ名前定義は使用しないのですが、グラフを可変にする時だけは、便利に機能するので使用しています。

以上です。