【Power Automate Desktop】ファイル名取得

投稿者: | 2023年4月5日
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本日はPAD(Power Automate For Desktop)で、フォルダ内のファイル名を取得する方法を解説します。

 

下記が今回使用するフォルダーとファイルになります。

フォルダーのファイル

実行後

フォルダ内のファイル名をリスト(1次元配列)で取得できます。

PADファイル名取得完成

こんなことができるよになります!

ファイル名取得の手順

手順

①指定したフォルダーのファイルパスを全取得します。

②取得したファイルパスをForeachで、ファイル名に変換してリストに格納します。

慣れれば1分程度で作成が可能になり、たったの2手順でファイル名を取得することができます。

簡単です(^o^)o

 

指定したフォルダーのファイルパスを取得

指定したフォルダーのファイルパスを取得します。

 

アクションの選択

アクションから

フォルダー → フォルダー内のファイルを取得

をダブルクリックします。

①PADアクションフォルダー内のファイル取得

 

パラメーターの選択

フォルダー内のファイル取得ダイアログが起動したら下記を設定して保存を押します。

フォルダー:フォルダーパスを設定。

ファイルフィルター* ← を入力。

②PADフォルダー内のファイルを取得パラメーター

 

繰り返し処理(For each)の作成

先程取得した変数Filesのファイルパスをファイル名に一つずつ変換するために、繰り返し処理(For each)の準備をします。

 

アクションの選択

アクションから

ループ → For each

をダブルクリックします。

③PADアクションForEach

 

パラメーターの選択

For eachダイアログが起動したら下記を設定して保存を押します。

反復処理を行う値Filesを選択します。

④PAD_Foreachパラメーター

 

項目をリストに追加

ファイル名を格納するためのリスト(1次元配列)の準備をします。

 

アクションの選択

アクションから

変数 → 項目をリストに追加

をMainフローのFor Eachの中にドラッグします。

⑤PADアクション項目をリストに追加

 

パラメーターの選択

For eachダイアログが起動したら下記を設定して保存を押します。

項目の追加:変数CurrentItemの中から.Nameを選択します。

追加先リスト%newVar% ← を入力。

PAD項目をリストに追加パラメーター

これで全ての設定が完了したので実行します。

 

実行

赤枠の実行ボタンをクリックすれば、フォルダー内のファイル名がリストに全取得されます\(^^)/

PADフロー完成ファイル名取得

完成

今回使用したフォルダーとファイルです。

フォルダーのファイル

右のフロー変数からnewVarをクリックすると、フォルダ内の全てのファイル名をリスト(1次元配列)に取得できてるのが確認できます。

PADファイル名取得完成

 

まとめ

簡単に全てのファイル名をリスト(1次元配列)に取得できます!ここからエクセルファイルとかに書込みも可能です。

以上です。