エクセルバージョン
マイクロソフト365
今回はゴールシークについて解説していきたいと思います。
ゴールシークとは簡単にいうと数式の値を指定した値で逆算してくれます。
よく損益分岐点(ボーダーライン)を求める際に使用されます。
エクセルVBAでゴールシークをされたいか方は下記
https://dailyrecords.blog/archives/6552
簡単な使用例
例えば下記のような表があって数値1と数値2を入力するセルがあり合計のC2セルが=A2+B2だとします。
数値2のB2の値を変化させて足し算のC2の合計2を100にするには数値2の値をいくつに変更すればいいでしょう?
当然、数値2の値は99にすれば合計は100になりますよね!
なので答えは99です。
この99を自動で変化させて目標値を求めるための機能がゴールシークです。
それでは実際にゴールシークの表示から操作方法の解説をします。
表示と操作方法
それでは表示方法と操作方法についてです。
表示方法
データ → What-If分析 → ゴールシーク
操作方法
ゴールシークが表示されたら下記の3つの値を入力します。
・数式入力セル → 数式が入力されているセルを選択します。ここでは=A2+B2が入力されてる合計のC2セルをクリックで選択します。
・目標値 → 今回は合計を100にしたいので100と入力します。(ここは入力します)
・変化させるセル → 今回は数値2の値を変更してゴールシークさせたいのでB2セルをクリックで選択します。(数式が入ってないセル)
OKボタンを押します。
すると下記のように数値2が変化して合計値が100になり数値2の値が99と自動表示されました\(^^)/
【結果】
まとめ
今回はわかりやすいように簡単な数値で計算してみましたが、これが複雑な数式の場合にこのゴールシークの威力が発揮されます!
他の使用方法としては損益分岐点(ボーダーライン)などもこのゴールシークでできるので、ご自身でいろいろな数式を作成して試してみてください。
以上です(*^▽^)/★*☆