【エクセル 基本】ゴールシークで逆算

投稿者: | 2020年10月26日
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マイクロソフト365

 

今回はゴールシークについて解説していきたいと思います。

ゴールシークとは簡単にいうと数式の値を指定した値で逆算してくれます。

よく損益分岐点(ボーダーライン)を求める際に使用されます。

 

エクセルVBAでゴールシークをされたいか方は下記

https://dailyrecords.blog/archives/6552

 

簡単な使用例

例えば下記のような表があって数値1と数値2を入力するセルがあり合計のC2セルが=A2+B2だとします。

 

数値2のB2の値を変化させて足し算のC2の合計2を100にするには数値2の値をいくつに変更すればいいでしょう?

 

当然、数値2の値は99にすれば合計は100になりますよね!

なので答えは99です。

 

この99を自動で変化させて目標値を求めるための機能がゴールシークです。

それでは実際にゴールシークの表示から操作方法の解説をします。

 

 

表示と操作方法

それでは表示方法と操作方法についてです。

 

表示方法

データ → What-If分析 → ゴールシーク

ゴールシークメニュー

 

 

操作方法

ゴールシークが表示されたら下記の3つの値を入力します。

数式入力セル数式が入力されているセルを選択します。ここでは=A2+B2が入力されてる合計のC2セルをクリックで選択します。

 

目標値 → 今回は合計を100にしたいので100と入力します。(ここは入力します)

 

変化させるセル → 今回は数値2の値を変更してゴールシークさせたいのでB2セルをクリックで選択します。(数式が入ってないセル

 

OKボタンを押します。

ゴールシーク足し算実践

 

 

すると下記のように数値2が変化して合計値が100になり数値2の値が99と自動表示されました\(^^)/

ゴールシークGIF

 

【結果】

ゴールシーク結果

 

 

 

まとめ

今回はわかりやすいように簡単な数値で計算してみましたが、これが複雑な数式の場合にこのゴールシークの威力が発揮されます!

他の使用方法としては損益分岐点(ボーダーライン)などもこのゴールシークでできるので、ご自身でいろいろな数式を作成して試してみてください。

以上です(*^▽^)/★*☆

 

VBAでゴールシークする方法