エクセルバージョン
マイクロソフト365
本日は割り算の余りを求めるMOD関数をご紹介したいと思います。
それではいってみましょう!
MOD関数
概要
割り算の余りを返します。
構文
=MOD(割り算の分子、割り算の分母)
引数
MOD | 引数 | 詳細 | 必須/任意 |
第1引数 | 数値 | 割り算の割られる方の数値(分子) | 必須 |
第2引数 | 数値 | 割り算の割る方の数値(分母) | 必須 |
サンプル
例1
=MOD(1,1)
1/1
1を1で割ったときの余り
【結果】 0
例2
=MOD(5,2)
5/2
5を2で割ったときの余り
【結果】1
例3
=MOD(-5,2)
-5/2
-5を2で割ったときの余り。符号(+か-)は分母と同じになります。
【結果】1
例4
=MOD(5,-2)
5/-2
5を-2で割ったときの余り。 符号(+か-)は分母と同じになります。
【結果】-1
例5
=MOD(5,0)
5/0
5を0で割ったときの余り。
※割る方の数値(第2引数)に 0 を入れると、エラー(#DIV/0!)になります。
【結果】エラー(#DIV/0!)
まとめ
今回はMOD関数の基本構文をご紹介しました。
で?いったいこれ何に使うの?と頭の中が?マークだらけの方が大多数だったのではないでしょうか?
使い方は考え方次第でさまざまありますが、一例で下記のサンプルでMODを使用したデモを行ってますので、よかったら参考にしてみてください(*^^)v
以上です。
【関数】
【エクセル関数】MOD関数とROW関数で一定の行間を作成する方法(デモ)
【VBA】
【エクセルVBA】Mod演算子で割り算の余りを求める(基本)
【エクセルVBA】ModやIntで一定の行間や一定行を連続作成する方法(デモ)