APIとはアプリケーション・プログラミング・インターフェースの頭文字です。他人が開発した機能を使用できるようにしたものです。
つまりこれを日本語で簡単に訳すとインターフェース(繋ぐという意味)で他人が開発したソフトを自分の作成するプログラムに繋ぐという意味になります。
これにより本来作成しなくてはいけないプログラミング部分の短縮化ができます。ですのでAPIで時間の短縮化できるのであれば、どんどん活用しましょう。
エクセルの関数だって同じす。他人が作成したものを関数名入れて引数記述するだけで足し算とか取得とかいろいろ便利に機能してくれますよね?
VBAの場合はそれプラス、モジュールの先頭に一行Declareを入れて使用したい関数名と引数を記述して処理内容を記述するだけなのでエクセルの関数とぼぼ一緒の考え方です。
【APIを使用した実践】
使用方法
Private Declare Function 関数名 Lib “DLL名” (引数 As 型)
Declare宣言(これからWindowsAPIの関数を使用しますよ~と宣言します)
・各モジュールの最初に記述して、その後にプロシージャを記述します。
DLL(ダイナミックリンクライブラリ)。
・DLL内の関数を指定して引数を渡します。関数の集合体です。
使用例
1 2 3 4 5 6 7 | Option Explicit Private Declare Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As Long) Sub test() Sleep 3000 '3秒後 MsgBox "Sleepを使用して3秒後に表示しました" End Sub |
実行後3秒待ってからメッセージボックスが表示されます。
まとめ
APIを使用すれば大幅に時短ができるのでどんどん活用してみましょう!
以上です。