エクセルバージョン
マイクロソフト365
本日は指定した範囲の数値の順位がわかるRANK.EQ関数についてです。
それではいってみましょう!
RANK.EQ関数
概要
数値リスト(指定した範囲)から大きい値からの順位または、小さい値からの順位を返します。
構文
RANK.EQ(数値,参照,[順序])
[ ]は省略可です。
引数
RANK.EQ | 必須/省略可 | 詳細 |
数値 (第1引数) | 必須 | 順位を指定。 |
参照 (第2引数) | 必須 | 範囲または配列を指定。 ・数値のみが順位の対象。 |
順序 (第3引数) | 省略可 | 大きい値からの順位または小さい値からの順位を指定。 大きい値からの順位 → 省略または0。 小さい値からの順位 → 0以外の数値。 |
サンプル
順序(第3引数)順位の指定方法
【A列の数値の順位を調べる場合】
小さい値からの順位を調べたい場合は → 1
B2セルにコピペ → =RANK.EQ($A2,$A$2:$A$11,1)
あとはA列の数値と一緒の行までオートフィルさせます。
大さい値からの順位を調べたい場合は → 0又は省略
C2セルにコピペ → =RANK.EQ($A2,$A$2:$A$11,0)
あとはA列の数値と一緒の行までオートフィルさせます。
重複(同じ数値)する値の順位表示例
A2とA3セルの数値が1で同じ場合は下記のような表示結果になります。
小さい値からの順位(B列)→2が抜けて1,1,3
大さい値からの順位(C列)→10が抜けて8,9,9
数値リストに重複がある場合は、順位の表示も重複する値が出てくるので注意しましょう(*゚▽゚)ノ
まとめ
数値リストから順位を知りたいなんてことはエクセルを使っていくうちに1回くらい出てくると思うのでその際は是非ご使用してみてください!
以上です。