【エクセルVBA】英語や外国語の発音を自動で連続して読み上げる

投稿者: | 2021年3月24日
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エクセルバージョン

マイクロソフト365

 

今回は学生さんや外国語の発音を勉強したいと思っている方たちのために、効率よく学習できるように、英語の発音を連続再生できるようにVBAで簡易的なものを作成してみたいと思います。

それではいってみましょう!

 

作成手順

手順

・翻訳ツールを使用

・SpVoiceオブジェクトを使用して英語の発音を出力

・繰り返し処理(For)で連続再生

大まかにこんな感じで作成していきたいと思います(((^-^)))

 

翻訳ツール

翻訳ツールを表示させる

まずは翻訳ツールを表示させます、

校閲 → 翻訳

翻訳

 

翻訳ツールを表示させます。

翻訳ツール

 

翻訳ツールの詳細はこちら

 

翻訳された英語をコピペする

下記のようにA列に自分が調べたい日本語を入力して必ず入力箇所を選択します。

sp形式

 

すると翻訳ツールの下記赤枠の翻訳先の言語に、英語で翻訳された文字が自動で表示されるのでコピペしてB列に貼付けします。

sp翻訳先言語コピー

 

貼付けする時はB2セルを右クリックして下記のように貼り付けます。

形式を選択して張り付ける → Unicodeテキスト

sp形式選択貼付け spUnicodeテキスト

 

するとB2セルからにきちんと貼付けできます(*^^)v

sp貼付け完了

 

翻訳ツールの解説は下記で詳しいく解説しています。

https://dailyrecords.blog/archives/13284

 

それでは次にエクセルVBAで早速発音ができるようにプログラミングしていきたいと思います。

 

 

選択したセルの単語だけ発音

まずはVBA画面(ビジュアルベーシックエディター)を開きます。

 

参照設定

ツール → 参照設定

ライブラリファイルから下記赤枠をチェックして参照設定します。

参照設定speech

 

下記をそのまま標準モジュールにコピペして実行します。

必ずB列の発音させたい英語のセルを選択してから実行してください。

英語の発音が音声で出力されます。

 

シートにボタンを作成して実行したい場合は下記で解説しています。

マクロボタンを作成(配置)と保存の最短手順をご紹介!

 

 

単語を連続再生(繰り返し処理For)

まずはVBA画面(ビジュアルベーシックエディター)を開きます。

 

参照設定

ライブラリファイルから下記赤枠をチェックして参照設定します。

ツール → 参照設定

参照設定speech

 

下記をそのまま標準モジュールにコピペして実行します。

B列の開始したい単語をクリック(開始セル)してスタートセルを選択してから実行します(繰り返し処理

最後の行の単語まで連続で発音できます。

 

下記の開始位置をクリックで選択してから実行で、最後まで自動で発音してくれます\(^^)/

開始位置選択

 

実行手順

エクセルを開いてショートカットキーのAlt + F11でVBAを起動します。

標準モジュールに下記のサンプルコードをコピペします。

VBAの再生ボタンもしくはF5キーを押して実行します。

VBA再生ボタン

 

ボタンを作成して途中で終了できるようにする

ボタンを作成しないと途中終了ができないので下記を参考に作成してみてください。

再生停止ボタン作成

【マクロの登録】

再生ボタン → spvRep

停止ボタン → 処理終了

 

シートにボタンを作成して実行したい場合は下記で解説しています。

マクロボタンを作成(配置)と保存の最短手順をご紹介!

 

まとめ

今回は英単語を覚えるなら発音も一緒にやらないと、実践向けではないと思い音声を出力と連続で発音を聞けるようにしてみました(*^^)v

よかったらご使用してみてください!

以上です。