エクセルバージョン
マイクロソフト365
本日はセルで参照したり、文字を連結した参照時に非常に役立つINDIRECT関数について解説していきたいと思います。
慣れてくると結構便利に使用できますので、この機会にパワフルな検索ができるINDIRECT関数を覚えちゃいましょう(^O^)
それではいってみましょう!
INDIRECT関数
概要
文字列の参照を返します。
構文
=INDIRECT(参照文字列, [参照形式])
[ ]は省略可です。
引数
INDIRECT | 必須/省略可 | 詳細 |
参照文字列 (第1引数) | 必須 | 文字やセルを指定。 ・A1形式やR1C1形式でセル参照 。例) INDIRECT(A1) ・文字列でセル参照。例) INDIRECT(“C”&B3) ・名前定義が設定されているセル参照可。 ・適切な参照を指定していない場合、#REF!のエラー。 |
参照形式 (第2引数) | 省略可 | 論理値で指定。 ・省略はTRUE。 ・TRUE → A1形式の場合に指定。 ・FALSE → R1C1形式の場合に指定。 |
サンプル
➀セルB2を参照すると → =C2という文字になるので、結果は100になります。
②セルB3を参照すると → =C3という連結した文字になるので、結果は62になります。
③セルB4を参照すると → “牛丼”に名前定義の参照範囲としてC4が設定されている場合、参照先はセルC4なので、結果はかつ丼になります。
※③は名前定義を設定していない場合は機能しませんのでご注意ください。
まとめ
以前、セルを参照しようとして普通に文字を連結させるだけではエラーが出てしまい、色々調べていたらINDIRECT関数で対処できたことがあり、文字を連結して参照しなくてはいけない時に結構使用するようになりました。
今回の説明を見ても多分ピンとこないと思いますが、何か文字を連結させてエラーで参照できないという時にこのINDIRECT関数と文字列を連結させて使用すれば上手くいくと思いますので、いずれそのような時が訪れた時に是非ご使用してみてください (*゚▽゚)ノ
下記の記事で文字を連結させたINDIRECT関数を使用した例があるので参考にしてみてください。
以上です。