【エクセル関数】セルの行と列の交差する値を参照して取得(INDEX)

投稿者: | 2021年5月31日
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エクセルバージョン

マイクロソフト365

 

今回はデータ範囲のセルの行と列の交差する値を参照できるINDEX関数について解説していきたいと思います。

よくMATCH関数と組み合わせて取得する際に使用されます。

それではいってみましょう!

 

INDEX関数(配列形式)

セル範囲やテーブルなどの値が返され取得できます。

INDEX配列形式

構文

=INDEX(配列,行番号,[列番号])

[ ]は省略可です。

引数

INDEX関数必須/省略可詳細
配列
(第1引数)
必須セル範囲か配列を指定。
行番号
(第2引数)
必須データ範囲の行番号を指定。
列番号
(第3引数)
省略可データ範囲の列番号を指定。

index引数ダイアログ1

 

使用例

範囲指定して取得の例

下記のような焼肉のメニューで真ん中のホルモンを取得する例で解説します。

INDEX範囲選択

OKボタンで下記のような関数式が自動で作成されます。

解説

ドラッグで範囲選択します。(今回はA1~C3セル)

データ範囲の行番号を記述します。(今回は2行目)

データ範囲の列番号を記述します。(今回は2列目)

結果

データの2行目2列目は!

ホルモン

 

例えば一番右下の最後のレバーを取得したい場合は、

第2引数(行番号)→ 3

第3引数(列番号)→ 3

にしてあげれば、データの3行目3列目交差しているセルは! → レバーということで簡単に取得できます(*^^)v

 

INDEX関数(参照フォーム)

セル範囲やテーブルなどの値を参照できます。

INDEX参照形式

構文

=INDEX(参照, 行番号, [列番号], [領域番号])

[ ]は省略可です。

引数

INDEX引数内容
参照
(第1引数)
必須1つ、または複数のセルの参照を指定
行番号
(第2引数)
必須範囲の行番号を指定。
列番号
(第3引数)
省略可範囲の列番号を指定
領域番号
(第4引数)
省略可領域の番号を指定。
・1番目の領域 → 1
・2番目の領域 → 2

INDEX引数ダイアログ2

 

使用例

【第4引数(領域番号)を指定して値を取得】

下記のような①~④の寿司の領域を4つ作成した例で解説します。

今回は➃の領域のホッキ貝を取得してみたいと思います。

INDEX領域指定

OKボタンで下記のような関数式が自動で作成されます。

解説

カッコの中に①~④の領域を、ドラッグしてカンマで区切ってデータ選択します。

(A2:B3,D2:E3,A5:B6,D5:E6)

データ範囲の行番号を記述します。(今回は➃の領域の行番号の2

データ範囲の列番号を記述します。(今回は➃の領域の行番号の1

➃の領域の4を記述します。

(A2:B3,D2:E3,A5:B6,D5:E6) ←今回は黄色の➃の領域を使用します。

 

結果

の領域の2行目1列目は!

ホッキ貝

 

例えば①の領域の中とろを取得したい場合は、

中トロを取得

第2引数(行番号)→ 1

第3引数(列番号)→ 2

第4引数(領域番号)→ 1

にしてあげれば、①の領域のデータの1行目2列目のセルは! → 中とろということで簡単に取得できます(*^^)v

INDEX領域番号➁中トロ

 

まとめ

INDEX関数は他の関数と組み合わせてセルを参照する際にパワフルに機能するので、練習として第2引数の行番号MATCH関数を入れて試してみるとといいかもしれませんね(((^-^)))

以上です!