エクセルバージョン
マイクロソフト365
今回はデータ範囲のセルの行と列の交差する値を参照できるINDEX関数について解説していきたいと思います。
よくMATCH関数と組み合わせて取得する際に使用されます。
それではいってみましょう!
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INDEX関数(配列形式)
セル範囲やテーブルなどの値が返され取得できます。
構文
=INDEX(配列,行番号,[列番号])
[ ]は省略可です。
引数
INDEX関数 | 必須/省略可 | 詳細 |
配列 (第1引数) | 必須 | セル範囲か配列を指定。 |
行番号 (第2引数) | 必須 | データ範囲の行番号を指定。 |
列番号 (第3引数) | 省略可 | データ範囲の列番号を指定。 |
使用例
【範囲指定して取得の例】
下記のような焼肉のメニューで真ん中のホルモンを取得する例で解説します。
OKボタンで下記のような関数式が自動で作成されます。
1 | =INDEX(A1:C3,2,2) |
【解説】
➀ドラッグで範囲選択します。(今回はA1~C3セル)
➁データ範囲の行番号を記述します。(今回は2行目)
➂データ範囲の列番号を記述します。(今回は2列目)
【結果】
データの2行目の2列目は!
ホルモン
例えば一番右下の最後のレバーを取得したい場合は、
第2引数(行番号)→ 3
第3引数(列番号)→ 3
にしてあげれば、データの3行目の3列目の交差しているセルは! → レバーということで簡単に取得できます(*^^)v
INDEX関数(参照フォーム)
セル範囲やテーブルなどの値を参照できます。
構文
=INDEX(参照, 行番号, [列番号], [領域番号])
[ ]は省略可です。
引数
INDEX | 引数 | 内容 |
参照 (第1引数) | 必須 | 1つ、または複数のセルの参照を指定 |
行番号 (第2引数) | 必須 | 範囲の行番号を指定。 |
列番号 (第3引数) | 省略可 | 範囲の列番号を指定 |
領域番号 (第4引数) | 省略可 | 領域の番号を指定。 ・1番目の領域 → 1 ・2番目の領域 → 2 |
使用例
【第4引数(領域番号)を指定して値を取得】
下記のような①~④の寿司の領域を4つ作成した例で解説します。
今回は➃の領域のホッキ貝を取得してみたいと思います。
OKボタンで下記のような関数式が自動で作成されます。
1 | =INDEX((A2:B3,D2:E3,A5:B6,D5:E6),2,1,4) |
【解説】
➀カッコの中に①~④の領域を、ドラッグしてカンマで区切ってデータ選択します。
(A2:B3,D2:E3,A5:B6,D5:E6)
➁データ範囲の行番号を記述します。(今回は➃の領域の行番号の2)
➂データ範囲の列番号を記述します。(今回は➃の領域の行番号の1)
➃➃の領域の4を記述します。
(A2:B3,D2:E3,A5:B6,D5:E6) ←今回は黄色の➃の領域を使用します。
【結果】
➃の領域の2行目の1列目は!
ホッキ貝
例えば①の領域の中とろを取得したい場合は、
第2引数(行番号)→ 1
第3引数(列番号)→ 2
第4引数(領域番号)→ 1
にしてあげれば、①の領域のデータの1行目の2列目のセルは! → 中とろということで簡単に取得できます(*^^)v
まとめ
INDEX関数は他の関数と組み合わせてセルを参照する際にパワフルに機能するので、練習として第2引数の行番号にMATCH関数を入れて試してみるとといいかもしれませんね(((^-^)))
以上です!