【エクセル関数】時給と時間から日給を求める

投稿者: | 2021年8月22日
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エクセルバージョン

マイクロソフト365

 

本日は稼働時間と時給を元に、日給の算出方法を解説していきたいと思います。

それではいってみましょう!

 

日給の算出手順

手順

➀稼働時間を算出します(終了時間ー開始時間ー(休憩時間がある場合))

➁稼働時間のシリアル値を時間に変換します。

時給を掛けます。

大まかにこんな感じで日給が算出できます。

 

エクセルで日給計算

エクセルで日給を算出する場合は、時間がシリアル値のままなので、時間に戻すために24を掛けてから時給を掛ければ算出できます。

 

構文

稼働時間 * 24 * 時給

稼働時間 = 終了時間 ー 開始時間 ー(休憩時間がある場合)

 

1日以下のシリアル値

下記の表のように、日給を求める際は24時間を超えない限り、シリアル値は1より小さい数値になります。

時間シリアル値
24時間(1日)24/241
12時間は 12/240.5
6時間は 6/240.25
3時間は 3/240.125
1時間は 1/240.04167

※24時間を超える場合、シリアル値は1より大きい数値になります。

 

日給計算サンプル

日給 = 稼働時間×24×時給

稼働時間=終了時間ー開始時間ー(休憩時間がある場合)

 

日給:F2セル → =D2*24*E2

稼働時間:D2セル → =B2-A2-C2

日給計算サンプル

結果

8時間 × ¥1500 → ¥12000日給が算出されます\(^^)/

 

稼働時間の書式

D2セルの稼働時間の書式は、下記のようなユーザー定義必ず書式変更をします。

[h]:mm hの時間に角括弧をつけます。

なんで?は → 時間経過のユーザー定義について

ユーザー定義24時間以上の稼働時間

 

開始時間と終了時間の切り上げと切り捨て

開始時間

切り上げ(15分単位の場合)

A7セルの開始時間にCEILING関数を使用して15分単位で切り上げます。

=CEILING(A2,”0:15″)

開始時刻CEILING

 

終了時間

切り捨て(15分単位の場合)

B7セルの終了時間にFLOOR関数を使用して15分単位で切り捨てます。

=FLOOR(B2,”0:15″)

終了時刻FLOOR

 

まとめ

日給の算出は!

①稼働時間に24を掛ける。

➁時給を掛ける。

だけなので超絶簡単ですね(*^^)v

以上です。