エクセルバージョン
マイクロソフト365
本日は稼働時間と時給を元に、日給の算出方法を解説していきたいと思います。
それではいってみましょう!
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日給の算出手順
手順
➀稼働時間を算出します(終了時間ー開始時間ー(休憩時間がある場合))
➁稼働時間のシリアル値を時間に変換します。
➂時給を掛けます。
大まかにこんな感じで日給が算出できます。
エクセルで日給計算
エクセルで日給を算出する場合は、時間がシリアル値のままなので、時間に戻すために24を掛けてから時給を掛ければ算出できます。
構文
稼働時間 * 24 * 時給
※稼働時間 = 終了時間 ー 開始時間 ー(休憩時間がある場合)
1日以下のシリアル値
下記の表のように、日給を求める際は24時間を超えない限り、シリアル値は1より小さい数値になります。
時間 | シリアル値 |
24時間(1日)24/24 | 1 |
12時間は 12/24 | 0.5 |
6時間は 6/24 | 0.25 |
3時間は 3/24 | 0.125 |
1時間は 1/24 | 0.04167 |
※24時間を超える場合、シリアル値は1より大きい数値になります。
日給計算サンプル
日給 = 稼働時間×24×時給
稼働時間=終了時間ー開始時間ー(休憩時間がある場合)
日給:F2セル → =D2*24*E2
稼働時間:D2セル → =B2-A2-C2
【結果】
8時間 × ¥1500 → ¥12000 の日給が算出されます\(^^)/
稼働時間の書式
D2セルの稼働時間の書式は、下記のようなユーザー定義で必ず書式変更をします。
[h]:mm ← hの時間に角括弧をつけます。
なんで?は → 時間経過のユーザー定義について
開始時間と終了時間の切り上げと切り捨て
開始時間
切り上げ(15分単位の場合)
A7セルの開始時間にCEILING関数を使用して15分単位で切り上げます。
=CEILING(A2,”0:15″)
終了時間
切り捨て(15分単位の場合)
B7セルの終了時間にFLOOR関数を使用して15分単位で切り捨てます。
=FLOOR(B2,”0:15″)
まとめ
日給の算出は!
①稼働時間に24を掛ける。
➁時給を掛ける。
だけなので超絶簡単ですね(*^^)v
以上です。