エクセルバージョン
マイクロソフト365
今回は曜日別の集計方法について解説します。
それではいってみましょう!
曜日別の集計
・SUMPRODUCT関数で曜日別に集計
・配列数式で曜日別に集計
今回は2つの方法を解説します。
SUMPRODUCT関数で集計
E2セルにコピペ
=SUMPRODUCT((WEEKDAY($A$2:$A$16,2)=ROW(A1))*($B$2:$B$16))
E8セルまでオートフィルさせたら完成します。
【解説】
①WEEKDAY($A$2:$A$16,2)=ROW(A1)
WEEKDAY関数を使用して、セルの日付の曜日の数値が行番号ROW(A1)と一致したら → TRUE(1)かFALSE(0)を求めます。
➁(WEEKDAY($A$2:$A$16,2)=ROW(A1))*($B$2:$B$16)
➀の値がTRUE(1)だったら、TRUE(1)×金額でTRUEの金額が算出されます。
③SUMPRODUCT((WEEKDAY($A$2:$A$16,2)=ROW(A1))*($B$2:$B$16))
SUMPRODUCT関数を使用して➁の値を合計して完成です。
※日付に空白があると、意図しない結果になる場合があるので、必ずA列の日付(B列の金額は空白でもOK)に空白がないようにしてください。
配列数式で集計
E2セルにコピペ
=SUM((WEEKDAY($A$2:$A$16,2)=ROW(A1))*($B$2:$B$16))
※バージョンによってはコピペ後に数式バーにカーソルを持っていき → Ctrl+Shift+Enter で配列数式にする必要があります。マイクロソフト365はこの作業は必要ありません。
E8セルまでオートフィルさせたら完成します。
【解説】
先程のSUMPRODUCT関数で集計と動作は一緒で、SUMPRODUCTを → SUMに変更して配列数式にしただけです(*゚▽゚)ノ
※日付に空白があると、意図しない結果になる場合があるので、必ずA列の日付(B列の金額は空白でもOK)に空白がないようにしてください。
まとめ
曜日に関してはWEEKDAY関数を使用して、少し工夫すれば今回のような曜日別の集計も簡単に算出できますね。
曜日別集計が簡単なら、月別集計も同じ感じで簡単に作成が可能です。
以上です。
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