エクセルバージョン
マイクロソフト365
今回は日付の数字の部分が取得できるMONTH関数について解説します。
それではいってみましょう!
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MONTH関数
・1月~12月(シリアル値)の月の数字(整数)の部分が取得できます。
例)1月 →1 12月 → 12
構文
=MONTH(シリアル値)
シリアル値
シリアル値は1990/1/1を1から1日を1で加算して、順番に数えた日数です。
例えば2020/1/1なら、1990/1/1から数えて43831日なので43831という数字が取得できます。
引数
引数 | 必須/任意 | 詳細 |
シリアル値(日付) | 必須 | 1~12の整数が返ります。 シリアル値(日付)を指定します。 シリアル値ではない日付文字はエラーが出ます。 |
サンプル
サンプル1
日付(シリアル値)が入力されていれば日付の月の数字が取得できます。
サンプル2
【エラーが表示される場合の対処】
下記のようなシリアル値ではない日付が文字の場合はエラーになり取得ができません。
ですのでシリアル値に変更します。
➀A列の日付を選択して、下記の➁の矢印をクリックします。
➁セルの書式設定が表示されます。
表示形式 → ユーザー設定 → m”月” と入力します。
➂日付を入力します。
A2セル → 1/1
A3セル → 2/1
A4セル → 3/1
※1月 ← のみの入力では文字列になってしまうのでNG
すると取得できます\(^^)/
まとめ
日付が文字列なのかそれともシリアル値なのかで取得ができるか、それともできないが変わってくるので、日付から何かを取得する場合は必ず日付(シリアル値)に変更してからMONTH関数を使用しましょうネ(★‿★)
以上です。
日付の変換
【関数】(DATEVALUE)文字形式の日付をシリアル値の日付に変換
【関数】(YEAR,MONTH,DAY)日付から年,月,日を取得
時間
【VBA】(TimeValue)文字列の時間や数式から時刻を取得
【VBA】(TimeSerial)時,分,秒を指定して時刻を取得
【VBA】(Hour,Minute,Second)時,分,秒を分けて取得
現在の日時,日付
曜日や週
【VBA】(WeekdayName)数値や定数を指定で曜日取得
土日や祝日
【関数】(WORKDAY)土日,祝日,指定日を除いた日付を取得
【関数】(NETWORKDAYS)土日,祝日,指定日を除いた日数を取得