【エクセル関数】行番号と行数を取得(ROWとROWS)

投稿者: | 2021年1月23日
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エクセルバージョン

マイクロソフト365

 

本日はROW関数ROWS関数について解説していきたいと思います。

名前が非常によく似てますが、取得する内容が全然違いますので、サンプル例も交えて解説していきたいと思います(^^♪

 

列番号(COLUMN)と列数(COLUMNS)を取得したい場合は下記で解説しています。

列番号と列数を取得(COLUMNとCOLUMNS)

 

それではいってみましょう!

 

ROW関数

概要

行番号を返します。

構文

=ROW([範囲])

[ ]は省略可という意味です。

引数

ROW引数詳細
第1引数セルまたは範囲
(省略可)

省略 → ROW関数が入力されてる行番号取得

セル指定 → 指定したセルの行番号取得 

範囲指定 → 範囲指定した行番号取得(バージョンによって異なります)

row引数ダイアログ

 

ROW関数サンプル例

引数を省略した場合

ROW関数が入力されているセルの行番号が取得できます。

ROW結果引数なし

 

引数をセル指定した場合

指定したセルの行番号が取得できます。

 

引数を範囲指定した場合

スピルして範囲指定したA1~A10の行番号が取得できます。

row範囲指定

こちらの機能はバージョンによっては使用できません。

マイクロソフト365で使用できます。

 

ROWS関数

概要

セル範囲もしくは配列の行数を返します。

構文

=ROWS(セル範囲)

引数

ROWS引数詳細
第1引数セル範囲や配列
(必須)

・セル範囲指定:範囲指定した行数を取得

・配列を指定:配列の行数を取得

・列を指定:ページの最大行数を取得

rows引数ダイアログ

 

ROWS関数サンプル例

引数をA1からA5を範囲指定した場合

行数 → 5

ROWS結果

 

引数を配列指定した場合

=ROWS({1;2;3;4;5})

セミコロン(;)は行の区切りです。

 

セルで例えると下記と一緒です。

ROWS配列サンプル

【結果】

行数 → 5

 

ページの最大行数を取得する場合

引数に列を選択します。

行数 → 1048576

ROWS結果列指定

エクセルのバージョンによってページの最大行数が違います。

こちらはエクセルのバージョンがマイクロソフト365の場合の結果です。

 

ROWとROWSを使用した実践はこちら

 

まとめ

ROW関数は行番号、ROWS関数は行数を取得する時に使用するということを覚えておきましょう!

列番号と列数の取得も簡単なので、この機会に覚えちゃいましょう(((^-^)))

列番号と列数を取得(COLUMNとCOLUMNS)

以上です。