【Photoshop】グラデーションマップの使用方法

投稿者: | 2022年2月24日
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バージョン

PhotoShop2022(23.1.1)

 

本日は白黒グレースケールに適用すると、効果が絶大のグラデーションマップをご紹介します。

 

元画像

18サンプルレンガ元画像

修正後

20レンガ完成

 

違和感がないように簡単に色が変更できます(^o^)o

それではいってみましょう!

 

グラデーションマップ

グラデーションマップは単体で使用しても効果がありませんが、グラデーションマップののレイヤーが、白黒グレースケールの画像に適用することで効果が最大に発揮される機能です。

グラデーションマップの作成方法

まず最初に基本の理解度を深めるために、白黒のサンプルを使用してグラデーションマップとはどういう効果があるのか?ということを解説していきたいと思います(★‿★)

最初にグラデーションマップを適用させるために、黒と白で塗られた背景を作成します。

背景色 → べた塗り

2白黒背景


白レイヤーを選択してレイヤーパネルの下の

調整レイヤー → グラデーションマップ

を選択します。

1グラデーションマップ適用

するとグラデーションマップのレイヤーが作成されるので選択します。

15グラデーションマップ


色を変更する

グラデーションマップのプロパティを表示させます。

プロパティが表示されていない場合は

ウィンドウ → プロパティ

 

表示できたら、下記の赤枠をクリックしてグラデーションエディタを表示させます。

4グラデーションマッププロパティ

 

グラデーションエディタが表示されたら!

下記の左右の四角のポッチ(カラー分岐点)をダブルクリックするとカラーピッカーが表示されるので、カラー分岐点にお好きな色を適用させます。

のカラー分岐点 → の背景に適用

のカラー分岐点 → の背景に適用

お好きな色を設定したらOKボタンを押します。

5_1グラデーションエディタ

 

するとカンバスの白黒の背景色も変更されます(*^^)v

変更前

白黒の背景色

2白黒背景

変更後

グラデーションマップを使用したことで、カンバスは下記のように変更されます。

黒 → 黄緑

白 → 紫

3グラデーションマップ適用後

これが基本です(^o^)o

もうこれだけでもすごいのですが…!

 

表示・非表示で確認してみると、の白黒の背景色が残ってるのが確認でき、元画像は一切変更されないのが利点です。

グラデーションマップと元画像確認

更に!

だけではなくて、その中間色にも適用できます。

 

白黒とグレースケール(中間色)に色を適用

今度は黒と白の中間色のグレースケール、10%,20%,30%,40%,50%,60%,70%,80%,90%を追加してグラデーションマップで色を変更してみます。

まずはカンバスに下記のような白黒グレースケール%を作成します。

6中間色

同じように作成したい場合は → 均等な線の作成方法

 

グラデーションエディタを表示して下記のように位置(%)を10%ごとに、0%から100%まで配置させ色を設定します。

7グラデーションエディタ配置

 

するとカンバスの色も、グラデーションエディタで設定した色が適用されます。

8中間色完成

このようにグラデーションマップグラデーションエディタで中間色の位置(%)を指定することで、爆速で色変更をすることができます。

この特性を活かして!

実践は次のサンプルになります(*゚▽゚)ノ

 

サンプル

それではどのような時に便利に機能するかをサンプルでご紹介していきたいと思います。

 

サンプル(背景色)

元画像

レンガのグレースケールのような画像です。

18サンプルレンガ元画像

修正後

このような画像なら、違和感なく背景色を変更できます(★‿★)

20レンガ完成

 

サンプル2(線の色)

元画像

色を変更するには困難なグレースケールのようなです。

14サンプル元画像

修正後

このような複雑なも、グラデーションマップを使用することで色変更ができます(*^^)v

17グラデーションマップサンプル

 

【関連記事】

色変更が簡単にできるグラデーションの作成方法

 

まとめ

白黒グレースケール風の画像の色変更する場合に絶大な効果があり、かなりの時短ができるので、もし使用する機会があったら思い出して是非試してみてください(^o^)o

以上です。