バージョン
PhotoShop2022(23.0.1)
今回は縦線100本を均等な間隔に爆速で作成する方法を解説していきたいと思います。
この方法を覚えると、10本の等間隔の線の作成?、50本の等間隔の線の作成?
そんなん楽勝ってなります(*゚▽゚)ノ
【完成後】
シマシマ模様のような縦線100本が、均等間隔に作成できます(★‿★)
それではいってみましょう!
Menu
直線100本均等間隔の作成手順
・ペンツールで縦線を作成
・縦線のレイヤーをコピぺ
・縦線を水平に均等間隔に配置
超大まかですがこんな感じで慣れれば、1分~2分程度で作成できるようになります。
新規作成
➀まずは縦400px、横400pxのファイルを新規作成していきます。
メニュー → 新規作成
➁プリセットの詳細から
幅 → 400px
高さ → 400px
カンバスカラー → 白
③下記のように正方形のカンバスが作成されます。
直線を作成
垂直の縦線を作成していきます。
直線の設定
ペンツールを選択します。
上のオプションバーからシェイプを選択します。
線を2pxに設定します。
※色はお好きな色で(^o^)o
直線を描画
Shiftを押しながらクリックで垂直の直線を作成します。
直線の作成の詳細はこちら
それと同時にレイヤーパネルにシェイプ1というレイヤーが作成されます。
カンバスから上下をはみ出して直線を作成したので、直線の上下をカンバスに収めます。
ショートカットキー → Ctrl + T もしくは移動ツール(V)
で選択状態から上下の真ん中のポッチをドラッグしてカンバスに収めます。
もし、バウンディングボックスが表示されなかったら、上のオプションバーからチェックを入れて表示させます。
直線をカンバスの一番左に移動
キーボードの左キー、もしくはドラッグでカンバスの一番左に縦線を移動させます。
下記のように一番左に線が配置されればOKです。
拡大して確認したい場合はこちら
レイヤーをコピぺ
ここからレイヤーを99個コピぺして、縦線を100個作成します。
※キーボードを連打するだけなので20秒くらいで作成できます。
シェイプ1レイヤーを選択して
コピぺショートカットキー → Ctrl + J
Ctrlキーを押しっぱなしで、キーボードのJキーを連打して99個コピぺしていきます。
これで100個の2pxの縦線がカンバスの一番左に重なって見えないですが作成されています。
一番最後のレイヤーを移動
一番最後に作成されたシェイプ 1 のコピー 99レイヤーを選択して、
ショートカットキー → Ctrl + T
を押して移動できる状態にします。
キーボードの右キーで一番右に移動させてから、2px分の空白を作成してあげます。
2px分の空白は左キー1回押すと1px移動できるので、キーボードの左キーを2回押します。
Shiftキーを押しながら右キーを押しっぱなしで早く移動できます。
早送りしてますが下記みたいに移動させます。
【補足】
移動はキーボードの上下左右キーで
・1回押すと → 1px移動
・Shiftを押しながら1回押すと → 10px移動
カンバスを拡大させて確認してみると下記のような感じで、右の縦線の右側に2px分の空白が作成されればOKです。
実際は下記のような感じで右側に空白2pxの空白が作成されます。
ここまでが少し緻密な面倒な作業でしたが、ここまで作成できたら次で均等に配置で簡単に完成します!
縦線を水平方向に分布
最後に縦線を均等に配置して完成します!
縦線を全選択
一番最後に作成されたシェイプ 1 のコピー 99レイヤーを選択します。
カンバスの一番右の縦線が選択された状態になります。
シェイプ 1 のコピー 99レイヤーを選択した状態から、1番最初のレイヤー(シェイプ1)をShiftを押しながらクリックして縦線100本を全選択します。
カンバスの縦線が全選択された状態になります。
縦線を水平に均等配置
上部のオプションバーの分布の水平方向に分布をクリックします。
もしここで表示されない場合は
レイヤー → 分布 → 水平方向
すると!
一瞬で100本の縦線が水平に均等間隔に配置されます。
画像を拡大して確認
画像を拡大してみると、線2px、空白2pxの均等な配置で作成されてるのが確認できます。
【先頭部分】
【末尾部分】
【完成】
均等な縦線と空白の完成です\(^^)/
※上記レイヤーのように、縦線100本分のレイヤーをグループ化するとレイヤーがスッキリします。
グループ化の作成方法は、縦線のレイヤーを全選択した状態から
ショートカットキー → Ctrl + G
サンプル
今回の作成を応用すると下記のような放射状(集中線)の画像が簡単に作成できるようになります。
【100本分の縦線で作成した集中線】
放射状(集中線)の画像の作成方法はこちら
今回の作成の考え方
カンバスサイズを横幅400pxで作成した理由は!
縦線(2px) × 100本 = 200px
空白(2px) × 100本 = 200px
なのでカンバスに収まるということで作成しました。
そして縦線と空白を交互に配置させて作成できれば均等間隔になりますよね。その交互に配置する方法として、一番最後レイヤーの縦線2pxを右に移動させ、右の空白2pxを作成し、水平均等を実行すれば、200×200の交互の線ができるようになるということになります。そしてそれを叶えてくれたフォトショの機能が、最後に利用した分布の水平方向に分布ということになります(*^^)v
まとめ
線をいかに均等に作成できるかで後々、放射線のような画像を作成する時も、簡単に作成できるようになるので今回の基本となる作成方法を覚えておいて損はないと思います。
以上です。