エクセルバージョン
マイクロソフト365
本日はVBAで文字の左(先頭)と右(末尾)から文字数を指定して抜き出せる関数LeftとRightについて解説していきたいと思います。
それではいってみましょう!
Menu
Left関数
検索したい文字列の左(先頭)から抜き出したい文字数を指定して文字を抜き出すことができます。
構文
Left(文字列,文字数)
引数
Left | 引数 | 詳細 | 必須/省略可 |
第1引数 | 文字列 | 検索したい文字列を指定 | 必須 |
第2引数 | 文字数 | 左(先頭)から抜き出したい文字数を指定 | 必須 |
サンプル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 | Sub LeftTest() Debug.Print Left("あいうえお", 2) 'あい Debug.Print Left("abcde", 3) 'abc Debug.Print Left("ABCDE", 1) 'A Debug.Print Left("12345", 4) '1234 Debug.Print Left("12345", 100) '12345 Debug.Print Left("12345", 0) '長さ0の""空白 '変数を使用する場合 Dim a As String a = "あいうえお" Debug.Print Left(a, 2) 'あい End Sub |
Right関数
検索したい文字列の右(末尾)から抜き出したい文字数を指定して文字を抜き出すことができます。
構文
Right(文字列,文字数)
引数
Right | 引数 | 詳細 | 必須/省略可 |
第1引数 | 文字列 | 検索したい文字列を指定 | 必須 |
第2引数 | 文字数 | 右(末尾)から抜き出したい文字数を指定 | 必須 |
サンプル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 | Sub RightTest() Debug.Print Right("あいうえお", 2) 'えお Debug.Print Right("abcde", 3) 'cde Debug.Print Right("ABCDE", 1) 'E Debug.Print Right("12345", 4) '2345 Debug.Print Right("12345", 100) '12345 Debug.Print Right("12345", 0) '長さ0の""空白 '変数を使用する場合 Dim a As String a = "あいうえお" Debug.Print Right(a, 2) 'えお End Sub |
まとめ
VBAでは抜出し系の関数が他にもあるので、その場に応じて使い分けて効率のいい方法で抜き出していきましょう!
以上です。
【文字列操作】
文字を抜き出す(左と右)
【VBA】 文字の左や右から文字を抜く(Left,Right)
文字を抜き出す(指定位置から指定文字数)
【関数】指定位置から指定文字数を抜き出す(MID,MIDB)
文字の位置を取得
【関数】指定した文字の位置を文字列から検索(FIND,FINDB)
【関数】文字の位置番号を取得(SEARCH,SEARCHB)
文字数を取得
文字を置換する
【関数】指定位置から何文字や何バイト指定して置換(REPLACEとREPLACEB)
【VBA】配列の文字列を置換(先頭,末尾,全て)Replace