【エクセル関数】ワイルドカードとチルダ(~が含まれていたら)検索

投稿者: | 2021年6月22日
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エクセルバージョン

マイクロソフト365

 

今回は~が含まれていたらの検索方法をご紹介したいと思います。

ワイルドカードを覚えると関数で強力な検索が可能になるのでこの機会に覚えちゃいましょう!

それではいってみましょう!

 

ワイルドカードの特徴

特徴

・~が含まれていたらの検索ができます。

・関数によっては使用できません。

 

使用できる関数

SEARCH
MATCH
SUMIFS
COUNTIFS
SUMIF
COUNTIF
HLOOKUP
VLOOKUP
AVERAGEIF
AVERAGEIFS
XLOOKUP
XMATCH

など

IF関数では使用できません。一番使用したい関数なのに…
今後使用できるようになることを期待します(*゚▽゚)ノ

 

*(アスタリスク)

*文字* ~が含まれていたら

検索する文字をアスタリスクで囲い、ダブルクオーテーションで囲います。

【gmailが含まれているメールの個数を取得した例】

=COUNTIF($A$2:$A$6,“*gmail*”)

含まれていたら検索

 

文字* ~で始まる

検索する文字の後にアスタリスクを記述し、ダブルクオーテーションで囲います。

【aaaで始まるメールの個数を取得した例】

=COUNTIF($A$2:$A$6,“aaa*”)

始まるメールを検索

 

*文字 ~で終わる

検索する文字の前にアスタリスクを記述し、ダブルクオーテーションで囲います。

【comで終わるメールの個数を取得した例】

=COUNTIF($A$2:$A$6,“*com”)

comで終わるメール検索

 

?(疑問符)

検索する任意の?(疑問符)を記述し、ダブルクオーテーションで囲います。

 

【パターン1】

【前がcで、後ろがtで、真ん中に1文字が入る3文字の文字列の個数の取得例】

=COUNTIF($A$2:$A$6,“c?t”)

任意の1文字

 

【パターン2】

【3文字の文字列の個数の取得例】

=COUNTIF($A$2:$A$6,“???”)

3文字の文字列

 

【パターン3】

【同じ形式の電話番号の個数の取得例】

=COUNTIF($A$2:$A$6,“???-????-????”)

同じ形式の電話番号

 

~(チルダ)を使用して検索

*(アスタリスク)や ?(疑問符)や ~(チルダ)はアスタリスク検索ができません(;Д;)

ですが、~(チルダ)を使用することで検索することが可能になります\(^^)/

 

チルダの後にアスタリスクや疑問符やチルダを記述し、ダブルクオーテーションで囲います。

SEARCH関数SEARCHB関数で文字の位置番号を取得する例】

チルダサンプル

 

まとめ

使用できる関数によっては非常に強力な検索が可能になりますので是非ご使用してみてください(*゚▽゚)ノ

VBAでも~が含まれていたら検索が可能です。下記で解説していますのでこの機会に覚えちゃいましょう!

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以上です。