【エクセル関数】指定範囲を基準に並び替えスピルSORTBY

投稿者: | 2021年9月8日
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エクセルバージョン

マイクロソフト365

 

今回は基準となる範囲を元に並び替え、指定した範囲のデータも連動して並び替えができるSORTBY関数についてです。

それではいってみましょう!

 

SORTBY関数

概要

並び替える範囲または配列を、基準の範囲または配列を指定して並び替えます。

構文

=SORTBY(配列,基準配列1,[並び替え順序1],[基準配列2,並び替え順序2],…)

[ ]は省略可です。

引数

SORTBY必須/省略可詳細
配列
(第1引数)
必須並び替えの対象となる範囲または配列を指定。
基準配列1
(第2引数)
必須並び替えの基準になる範囲または配列を指定。
並び替え順序1
(第3引数)
省略可第2引数の並び替えを昇順か降順かを指定。
・昇順:省略または1。
・降順:-1。
基準配列2
(第4引数)
省略可基準配列1と同じ
並び替え順序2
(第5引数)
省略可並び替え順序1と同じ。

SORTBY引数ダイアログ

 

サンプル

アルファベット順

D2セルに → =SORTBY(A2:B8,A2:A8)

スピルして英語がアルファベット順に並び替えられ、日本語も連動して並び変わります。

アルファベット順

 

あ順

D2セルに → =SORTBY(A2:B8,B2:B8)

スピルして日本語のあ順に並び替えられ、英語も連動して並び変わります。

日本語平仮名順

 

SORTBY関数を使用した実践

複数空白セルを削除し空白のないデータを作成

重複しない乱数を作成する

 

まとめ

基準の範囲をSORT関数は列番号で指定しますが、SORTBY関数は範囲や配列で指定して複数指定ができます。

以上です。