エクセルバージョン
マイクロソフト365
今回は基準となる範囲を元に並び替え、指定した範囲のデータも連動して並び替えができるSORTBY関数についてです。
それではいってみましょう!
Menu
SORTBY関数
概要
並び替える範囲または配列を、基準の範囲または配列を指定して並び替えます。
構文
=SORTBY(配列,基準配列1,[並び替え順序1],[基準配列2,並び替え順序2],…)
[ ]は省略可です。
引数
SORTBY | 必須/省略可 | 詳細 |
配列 (第1引数) | 必須 | 並び替えの対象となる範囲または配列を指定。 |
基準配列1 (第2引数) | 必須 | 並び替えの基準になる範囲または配列を指定。 |
並び替え順序1 (第3引数) | 省略可 | 第2引数の並び替えを昇順か降順かを指定。 ・昇順:省略または1。 ・降順:-1。 |
基準配列2 (第4引数) | 省略可 | 基準配列1と同じ |
並び替え順序2 (第5引数) | 省略可 | 並び替え順序1と同じ。 |
サンプル
アルファベット順
D2セルに → =SORTBY(A2:B8,A2:A8)
スピルして英語がアルファベット順に並び替えられ、日本語も連動して並び変わります。
あ順
D2セルに → =SORTBY(A2:B8,B2:B8)
スピルして日本語のあ順に並び替えられ、英語も連動して並び変わります。
SORTBY関数を使用した実践
まとめ
基準の範囲をSORT関数は列番号で指定しますが、SORTBY関数は範囲や配列で指定して複数指定ができます。
以上です。