エクセルバージョン
マイクロソフト365
本日はデータやページの終端を指定できる、RangeオブジェクトのEndプロパティについてです。
それではいってみましょう!
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Endプロパティ
概要
・データやページの終端セルのRangeオブジェクトを返します。
※キーボードのEndモードの上下左右の操作と同じ動作になります(^o^)o
(End +↑、End +↓、End + ←、End + →)
構文
Rangeオブジェクト.End(方向)
パラメーター
Endプロパティ | 必須/省略可 | データ型 | 詳細 |
方向 | 必須 | XlDirection | 移動する方向を指定。 ・下記XlDirectionを参照。 |
XlDirection
・移動する方向を指定できます。
名前 | 値 | 詳細 |
xlDown | -4121 | 下方向の指定 |
xlToLeft | -4159 | 左方向の指定 |
xlToRight | -4161 | 右方向の指定 |
xlUp | -4162 | 上方向の指定 |
サンプル
下方向に指定
A1セルから下方向に指定して、ページの最終行番号を取得する例です。
※A列にデータがない場合。
1 2 3 4 5 | Sub ページ最終行() Debug.Print Range("A1").End(xlDown).Row '【結果】 '1048576 End Sub |
右方向に指定
A1セルから右方向に指定して、ページの最終列番号を取得する例です。
※1行目にデータがない場合。
1 2 3 4 5 | Sub ページ最終列() Debug.Print Range("A1").End(xlToRight).Column '【結果】 '16384 End Sub |
まとめ
その他にもページではなく、データの最終行番号の取得や、データの最終列番号の取得も、Endプロパティを組み合わせて使用することで可能なので色々試してみてください(*^^)v
以上です。
一番下の(最終行)行番号取得
一番下の行(最終行)の値を取得
行番号と行数や列番号と列数の取得
【VBA】列番号と列数(ColumnとColumns.Count)
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