【エクセル関数】列番号と列数を取得(COLUMNとCOLUMNS)

投稿者: | 2021年5月27日
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エクセルバージョン

マイクロソフト365

 

今回は列番号列数を取得できるCOLUMN関数COLUMNS関数について解説していきたいと思います。

 

行番号(ROW関数)と行数(ROWS関数)の取得についても下記で解説していますので、ご興味がある方は参考にしてみてください!

ROW関数とROWS関数の違い

 

それではいってみましょう!

 

COLUMN関数

概要

列番号を返します。

構文

=COLUMN([セル範囲])

[ ]は省略可です。

引数

COLUMN引数詳細
第1引数
(省略可)
参照

省略:数式が入力されている列番号。

セル指定:セル指定した列番号。

範囲指定:バージョンにより異なる。

column引数ダイアログ

 

サンプル

引数省略の場合

引数なしは関数式が入力されているセルの列番号を取得できます。

B列は → 2です。

column引数なし1

 

引数にセルを指定した場合

引数をセルで指定した場合は、指定したセルの列番号が取得できます。

D列は → 4です。

column引数指定1

 

【引数にA1:E1を範囲指定した場合

横方向に範囲指定した列番号がスピルされて配列で取得できます。

CLOUMN範囲指定

こちらはバージョンによっては使用できません。

マイクロソフト365で使用できます。

 

・旧バージョンで配列数式を使用しない場合は範囲選択した一番左の列番号が取得されます。

 

COLUMNS関数

概要

列数を返します。

構文

=COLUMNS(セル範囲または配列)

引数

COLUMNS引数詳細
第1引数
(必須)
セル範囲または配列

範囲指定:範囲指定した列数を取得。

配列指定:配列の列数を取得。

行を指定:ページの最大列数を取得。

columns引数ダイアログ

 

サンプル

引数に範囲を指定した場合

指定した範囲の列数が取得できます。

A列~D列は → 4です。

columns引数範囲指定

 

引数に配列を指定した場合

配列2行3列の場合、3列の3が取得できます。

配列の → カンマ(,)は列、セミコロン(;)は行の改行になります。

{1,2,3;4,5,6}

 

セルで例えると下記と一緒です。

配列定数サンプル

3列なので → 3です。

columns引数配列指定

 

最大列数を取得

ページの最大列数を取得したい場合は引数に行を選択すれば取得できます。

=COLUMNS(1:1)

最大列数

バージョンによって異なりますが、マイクロソフト365の場合は16384列になります。

 

列を英語から数字に変換

列が英語だとわかりづらい時は、列を数字に変換することも可能です。

ファイルをクリックします。

ファイル

オプションを選択します。

オプション

数式を選択します。

数式

R1C1参照形式を使用するにチェックをします。

R1C1形式

列名が英語から数字に変換されます(⊙ꇴ⊙)

列を数字変換

 

まとめ

COLUMN関数は列番号、COLUMNS関数は列数ということを頭に叩き込んでおけば柔軟に対応できるかと思います。

行番号と行数の取得も簡単なので、ついでに覚えちゃいましょう(((^-^)))

ROW関数とROWS関数の違い

以上です。