エクセル関数 セルのセルの中の空白削除(半角空白,全角空白,全て)

投稿者: | 2021年8月29日
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バージョン

マイクロソフト365

 

今回は半角空白のみ、全角空白のみ、全ての空白の3つのセルの中の空白削除についてです。

それではいってみましょう!

 

半角空白のみ削除

結果として、B2セルにSUBSTITUTE関数を使用して半角空白のみが削除されます。

空白データ実行後

解説

A2セルの半角空白を置換することによって半角空白のみ削除できます。

半角空白文字コードが32なので、CHAR関数で32の文字コードをセットして、SUBSTITUTE関数半角空白CHAR(32) → なし“”に置換すると、全角空白と文字列が残り完成です\(^^)/

文字コードを調べるには → CODE関数

 

空白文字の確認

こういった空白削除は、セルだと空白文字があるのかわかりづらいので、エディタを使用して確認します。

今回はサクラエディタを使用して、セルの文字列をコピペして確認してみます。

 

実行前(空白データ)         

A2セルの値をサクラエディタにコピペしてみると、全角空白()と半角空白()が混在しているのが確認できます。 

空白混在データ

 

実行後(半角空白のみ削除後)

B2セルの値をコピペしてみると、半角空白()のみが削除され全角空白()は残っているのが確認できます。

実行後半角空白のみ

 

全角空白のみ削除

結果として、B2セルにSUBSTITUTE関数を使用して全角空白のみが削除されます。

全角空白削除セル

解説

A2セルの全角空白を置換することによって全角空白のみ削除できます。

全角空白文字コードが8481なので、CHAR関数で8481の文字コードをセットして、SUBSTITUTE関数全角空白CHAR(8481) → なし“” に置換すると、半角空白と文字列が残り完成です(*^^)v

 

空白文字の確認

こういった空白削除は、セルだと空白文字があるのかわかりづらいので、エディタを使用して確認します。

今回はサクラエディタを使用して、セルの文字列をコピペして確認してみます。

 

実行前(空白データ)            

A2セルの値をサクラエディタにコピペしてみると、全角空白()と半角空白()が混在しているのが確認できます。 

空白混在データ

 

実行後(全角空白のみ削除後)

B2セルの値をコピペしてみると、全角空白()のみが削除され半角空白()は残ってるのが確認できます。

全角空白削除確認

 

全ての空白を削除

結果として、B2セルにSUBSTITUTE関数を使用して全ての空白が削除されます。

全空白削除サンプル

解説

最初に半角空白を置換後、全角空白を置換すれば、全空白が削除できます。

最初にSUBSTITUTE(A1,CHAR(32),””)で半角空白→なしに置換して半角空白が削除されたデータを作成します。

残りの空白は全角空白だけなので、もう一回SUBSTITUTE関数の、文字列(第一引数)をコピペして全角空白→なしに置換すると全角空白が削除され、全ての空白が削除されます(^o^)o

 

空白文字の確認

こういった空白削除は、セルだと空白文字があるのかわかりづらいので、エディタを使用して確認します。

今回はサクラエディタを使用して、セルの文字列をコピペして確認してみます。

 

実行前(空白データ)            

A2セルの値をサクラエディタにコピペしてみると、全角空白()と半角空白()が混在しているのが確認できます。 

空白混在データ

 

実行後(全ての空白削除後)

B2セルの値をコピペしてみると、全角空白()と半角空白()がなくなり、全ての空白が削除されてるのが確認できます。

エディタで確認

 

その他の空白削除

先頭のみや、末尾のみ、の空白削除はVBAで超簡単に削除できます!

【VBA】先頭と末尾の削除(Trim)

【VBA】先頭の空白のみ削除(LTrim)

【VBA】末尾の空白のみ削除(RTrim)

 

まとめ

空白には半角空白と全角空白があるので、どちらかに揃えたいとか、全て削除したいなどのお悩みの際は便利に機能しますので、機会がありましたらご使用してみてください!

以上です。