バージョン
マイクロソフト365
今回は半角空白のみ、全角空白のみ、全ての空白の3つのセルの中の空白削除についてです。
それではいってみましょう!
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半角空白のみ削除
結果として、B2セルにSUBSTITUTE関数を使用して半角空白のみが削除されます。
解説
A2セルの半角空白を置換することによって半角空白のみ削除できます。
1 2 | '半角空白のみ削除 =SUBSTITUTE(A2,CHAR(32),"") |
半角空白の文字コードが32なので、CHAR関数で32の文字コードをセットして、SUBSTITUTE関数で半角空白CHAR(32) → なし“”に置換すると、全角空白と文字列が残り完成です\(^^)/
文字コードを調べるには → CODE関数
空白文字の確認
こういった空白削除は、セルだと空白文字があるのかわかりづらいので、エディタを使用して確認します。
今回はサクラエディタを使用して、セルの文字列をコピペして確認してみます。
実行前(空白データ)
A2セルの値をサクラエディタにコピペしてみると、全角空白(□)と半角空白(〇)が混在しているのが確認できます。
実行後(半角空白のみ削除後)
B2セルの値をコピペしてみると、半角空白(〇)のみが削除され全角空白(□)は残っているのが確認できます。
全角空白のみ削除
結果として、B2セルにSUBSTITUTE関数を使用して全角空白のみが削除されます。
解説
A2セルの全角空白を置換することによって全角空白のみ削除できます。
1 2 | '全角空白のみ削除 =SUBSTITUTE(A2,CHAR(8481),"") |
全角空白の文字コードが8481なので、CHAR関数で8481の文字コードをセットして、SUBSTITUTE関数で 全角空白CHAR(8481) → なし“” に置換すると、半角空白と文字列が残り完成です(*^^)v
空白文字の確認
こういった空白削除は、セルだと空白文字があるのかわかりづらいので、エディタを使用して確認します。
今回はサクラエディタを使用して、セルの文字列をコピペして確認してみます。
実行前(空白データ)
A2セルの値をサクラエディタにコピペしてみると、全角空白(□)と半角空白(〇)が混在しているのが確認できます。
実行後(全角空白のみ削除後)
B2セルの値をコピペしてみると、全角空白(□)のみが削除され半角空白(〇)は残ってるのが確認できます。
全ての空白を削除
結果として、B2セルにSUBSTITUTE関数を使用して全ての空白が削除されます。
解説
最初に半角空白を置換後、全角空白を置換すれば、全空白が削除できます。
1 2 | '全ての空白を削除 =SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A1,CHAR(32),""),CHAR(8481),"") |
➀最初にSUBSTITUTE(A1,CHAR(32),””)で半角空白→なしに置換して半角空白が削除されたデータを作成します。
➁残りの空白は全角空白だけなので、もう一回SUBSTITUTE関数の、文字列(第一引数)に①をコピペして全角空白→なしに置換すると全角空白が削除され、全ての空白が削除されます(^o^)o
空白文字の確認
こういった空白削除は、セルだと空白文字があるのかわかりづらいので、エディタを使用して確認します。
今回はサクラエディタを使用して、セルの文字列をコピペして確認してみます。
実行前(空白データ)
A2セルの値をサクラエディタにコピペしてみると、全角空白(□)と半角空白(〇)が混在しているのが確認できます。
実行後(全ての空白削除後)
B2セルの値をコピペしてみると、全角空白(□)と半角空白(〇)がなくなり、全ての空白が削除されてるのが確認できます。
その他の空白削除
先頭のみや、末尾のみ、の空白削除はVBAで超簡単に削除できます!
【VBA】先頭と末尾の削除(Trim)
【VBA】先頭の空白のみ削除(LTrim)
【VBA】末尾の空白のみ削除(RTrim)
まとめ
空白には半角空白と全角空白があるので、どちらかに揃えたいとか、全て削除したいなどのお悩みの際は便利に機能しますので、機会がありましたらご使用してみてください!
以上です。
複数の空白セルを非表示
複数の空白セルを削除
【関数】複数の空白セルを削除(SMALLとINDIRECT)
複数の空白セルに一括入力
複数の空白行
空白セルの個数
セルの中の空白
【VBA】セル内の文字列の空白を削除(Trim,RTrim.LTrim)