【エクセル関数】セル内の空白の個数(半角空白,全角空白,全空白)

投稿者: | 2021年8月29日
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エクセルバージョン

マイクロソフト365

 

今回はセル内空白の個数の取得について解説していきたいと思います。

それではいってみましょう!

 

空白データの作成

まずセルだと空白が見えないので、サクラエディタで空白混在データを作成します。

 

18文字のデータ(空白も含む)

空白混在データ

 

文字列 → ABCD(4個)

全角空白 → (7個)

半角空白 →  (7個)

 

このデータをA2セルにコピペします。

すると見えないですが空白混在データが出来上がります(^o^)o

セル空白混在データ

 

今回は上記の空白混在データを使用して解説していきます(*゚▽゚)ノ

 

半角空白の個数

B2セルに半角空白数を取得していきます。

セル空白混在データ

下記のような関数を使用すると簡単に取得できます!

 

解説

LEN(A2) → 18文字

LEN関数A2セルの全文字数を取得します。

空白混在データ

LEN全文字引数

 

LEN(SUBSTITUTE(A2,CHAR(32),””) → 11文字

この一文でA2セルの半角空白のみ削除した文字数を取得します。

SUBSTITUTE関数半角空白CHAR(32) → なし””置換し半角空白を削除した文字列を取得します。

・取得した文字列を、LEN関数の引数(文字列)にコピペすると、半角空白を削除した文字数が取得できます。

半角削除データ

半角LENネスト

 

①から②(18文字-11文字)を引くと完成です\(^^)/

 

結果

B2セルに半角空白数が取得できます。

半角空白数結果

 

全角空白の個数

B2セルに全角空白数を取得していきます。

セル空白混在データ全角

下記のような関数を使用すると簡単に取得できます!

解説

LEN(A2) → 18文字 

LEN関数A2セルの全文字数を取得します。

空白混在データ

LEN全文字引数

 

LEN(SUBSTITUTE(A2,CHAR(8481),””) → 11文字

この一文でA2セルの全角空白のみ削除した文字数を取得します。

・まずSUBSTITUTE関数全角空白CHAR(8481) → なし””置換し全角空白を削除した文字列を取得します。

・次に作成した文字列を、LEN関数の引数(文字列)にコピペすると、全角空白を削除した文字数が取得します。

全角削除データ

全角LENネスト

 

①から②(18文字-11文字)を引くと完成です(*^^)v

 

結果

B2セルに全角空白数が取得できます。

全角空白数結果

 

全ての空白の個数

B2セルに全ての空白数を取得していきます。

全ての空白数

下記のような関数を使用すると簡単に取得できます!

解説

先程の半角空白個数全角空白個数足すだけで完成します(^o^)o

 

結果

B2セルに全ての空白数が取得できます。

全ての空白数結果

 

まとめ

空白には半角空白と全角空白があるので注意しましょう!

以上です。