エクセルバージョン
マイクロソフト365
今回はセル内の空白の個数の取得について解説していきたいと思います。
それではいってみましょう!
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空白データの作成
まずセルだと空白が見えないので、サクラエディタで空白混在データを作成します。
18文字のデータ(空白も含む)
文字列 → ABCD(4個)
全角空白 → □(7個)
半角空白 → 〇(7個)
このデータをA2セルにコピペします。
すると見えないですが空白混在データが出来上がります(^o^)o
今回は上記の空白混在データを使用して解説していきます(*゚▽゚)ノ
半角空白の個数
B2セルに半角空白数を取得していきます。
下記のような関数を使用すると簡単に取得できます!
1 2 | '半角の空白のみの個数 =LEN(A2)-LEN(SUBSTITUTE(A2,CHAR(32),"")) |
【解説】
➀LEN(A2) → 18文字
LEN関数でA2セルの全文字数を取得します。
➁LEN(SUBSTITUTE(A2,CHAR(32),””) → 11文字
この一文でA2セルの半角空白のみ削除した文字数を取得します。
・SUBSTITUTE関数で半角空白CHAR(32)を → なし””に置換し半角空白を削除した文字列を取得します。
・取得した文字列を、LEN関数の引数(文字列)にコピペすると、半角空白を削除した文字数が取得できます。
③①から②(18文字-11文字)を引くと完成です\(^^)/
【結果】
B2セルに半角空白数が取得できます。
全角空白の個数
B2セルに全角空白数を取得していきます。
下記のような関数を使用すると簡単に取得できます!
1 2 | '全角空白のみの個数 =LEN(A2)-LEN(SUBSTITUTE(A2,CHAR(8481),"")) |
【解説】
➀LEN(A2) → 18文字
LEN関数でA2セルの全文字数を取得します。
➁LEN(SUBSTITUTE(A2,CHAR(8481),””) → 11文字
この一文でA2セルの全角空白のみ削除した文字数を取得します。
・まずSUBSTITUTE関数で全角空白CHAR(8481)を → なし””に置換し全角空白を削除した文字列を取得します。
・次に作成した文字列を、LEN関数の引数(文字列)にコピペすると、全角空白を削除した文字数が取得します。
③①から②(18文字-11文字)を引くと完成です(*^^)v
【結果】
B2セルに全角空白数が取得できます。
全ての空白の個数
B2セルに全ての空白数を取得していきます。
下記のような関数を使用すると簡単に取得できます!
1 2 | '全ての空白の個数 =LEN(A2)-LEN(SUBSTITUTE(A2,CHAR(8481),""))+LEN(A2)-LEN(SUBSTITUTE(A2,CHAR(32),"")) |
【解説】
先程の半角空白個数と全角空白個数を足すだけで完成します(^o^)o
【結果】
B2セルに全ての空白数が取得できます。
まとめ
空白には半角空白と全角空白があるので注意しましょう!
以上です。
複数の空白セルを非表示
複数の空白セルを削除
【関数】複数の空白セルを削除(SMALLとINDIRECT)
複数の空白セルに一括入力
複数の空白行
空白セルの個数
セルの中の空白
【VBA】セル内の文字列の空白を削除(Trim,RTrim.LTrim)