エクセルバージョン
マイクロソフト365
今回はVBAで複数の空白セルに文字などを一括で入力する方法のご紹介です(^^♪
慣れれば簡単なのでサクッと解説しますね~。
それではいってみましょう!
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1列の範囲の複数空白セルに一気に書き込む
A列のA1からA15セルを指定範囲して×印を一気に書き込みます(^-^)
【A列の空白セル】 【完成後】
【VBAサンプル】
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 | Sub 列の空白セル() '①変数 Dim lastRowNum As Long '②A列のデータ最終行番号を取得 lastRowNum = Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).ROW '③A列の指定範囲の空白セルのみ選択 Range(Cells(1, 1), Cells(lastRowNum, 1)).SpecialCells(xlCellTypeBlanks).Select '④選択セルに×を書込み Selection = "×" End Sub |
【解説】
➀変数を宣言します。
➁A列の最終行番号を取得します。
➂A列のデータ範囲を可変範囲指定したセル範囲に、空白セルが選択できるジャンプ機能のRangeオブジェクトのメンバーであるSpecialCellsメソッドの引数に空白(xlCellTypeBlanks)を指定して空白セルのみを選択します。
➃選択してるセルに一気に書込みして完成です\(^^)/
複数バラバラの空白セルに一気に書き込む
下記のようなバラバラの空白セルに×印を一気に書き込みます(*^^)v
【複数空白データ】 【完成後】
【VBAサンプル】
1 2 3 4 5 6 | Sub 複数バラバラ空白セル() '①空白セルのみ選択 ActiveSheet.UsedRange.SpecialCells(xlCellTypeBlanks).Select '②選択セルに×を書込み Selection = "×" End Sub |
【解説】
➀WorksheetオブジェクトのメンバーのUsedRangeプロパティでデータ領域を範囲指定して、空白セルを選択できるジャンプ機能のRangeオブジェクトのSpecialCellsメソッドの引数に空白(xlCellTypeBlanks)を指定して空白セルのみを選択します。
➁選択しているセルに一気に書き込みして完成です(^o^)o
まとめ
こういった一気に書込みなんかも、範囲選択がきちんとできるかが重要になってきます(´∀`*)
以上です。
複数の空白セルを非表示
複数の空白セルを削除
【関数】複数の空白セルを削除(SMALLとINDIRECT)
複数の空白セルに一括入力
複数の空白行
空白セルの個数
セルの中の空白
【VBA】セル内の文字列の空白を削除(Trim,RTrim.LTrim)