
本日はWindows10から標準搭載されている、PAD(Power Automate Desktop)で指定したWebページを自動表示させ、指定したチェックボックス(今回は下記の朝食付)を自動でクリックしてチェックするといった、Webスクレイピングの方法を解説していきます。
【完成後】
Webサイトのチェックボックス(朝食付)に自動でチェックが入れられるようになります(★‿★)
プログラミングは一切不要で、クリック操作だけで実行できる簡単な方法なので、是非トライしてみてください!
それではいってみましょう(*゚▽゚)ノ
Menu
チェックボックスをクリックする手順
①サイトを表示する
②指定したチェックボックスをクリック
慣れれば30秒程度で作成が可能になり、たったの2手順でサイトを表示して、チェックボックスをクリックできるようになります。
ものすごく簡単です(*゚▽゚)ノ
①サイトを表示
アクションの選択
今回のブラウザーはChromeを使用してサイトを表示させます。
まず最初にブラウザーを起動させるために、左のアクションから
ブラウザーの自動化 → 新しいChromeを起動する
をダブルクリックかドラッグします。
パラメーターの選択
新しいChromeを起動するダイアログが起動したら①~②の設定をして保存を押します。
①起動モード:新しいインスタンスを起動する(Chromeのこと)を選択します。
②初期URL:表示させたいURLを入力します。今回は一休を表示させます(https://www.ikyu.com/?ikCo=ik010002&sc_e=ytc_pc_ikyu)
②チェックボックスをクリック
アクションの選択
左のアクションから、
ブラウザーの自動化 → Webフォームの入力 → Webページのチェックボックスの状態を設定します
をダブルクリックかドラッグします。
パラメーターの選択
Webページのチェックボックスの状態を設定しますダイアログが起動したら①~③の設定をします。
①Webブラウザーインスタンス:%Broweser%と自動入力されます。ブラウザーのChromeのことです。
②UI要素:HTML要素を設定します(詳細は次で解説します)
②チェックボックスの状態:今回はチェックを入れるのでオンを選択します。(チェックを外す場合はオフ)
UI要素
①先程の②のUI要素を選択するので、下記のUI要素の追加をクリックします。
②UI要素ピッカーが表示されます。
③もしここで下記のような「PowerAutomate拡張機能が必要です」と表示された場合は拡張機能の取得をクリックします。
④Microsoft Power AutomateをChromeに追加します。
⑤追加の確認が出現するので拡張機能を追加をクリックすることで、拡張機能が有効になります。
⑥一休のサイトをブラウザー(Chrome)で手動表示させて、マウスを動かすと拡張機能が適用されたことで、各要素が赤枠で表示されるようになります。
➆今回は下記の朝食付をクリックしてチェックを入れたいので、朝食付にカーソルを乗せSpan要素が赤枠で表示されるので、Ctrl + クリックすることでUI要素に追加でき、朝食付にチェックが入るような設定ができます。
➇UI要素を確認してみると、Span ‘朝食付’ が追加されているのが確認できます。これで全ての設定が完了です(*^^)v
実行
あとは赤枠の実行ボタンをクリックすれば、朝食付のチェックボックスに自動でチェックが入ります。
【完成】
朝食付が自動でチェックされるのが確認できます\(^^)/
まとめ
これと一緒のことをプログラミングでやると、取得するためのプログラミング言語とHTMLの知識が必要になり難易度が上がりますが、PADで実行すればサイトの要素が赤枠で表示されるので、視覚的に簡単に指定したチェックボックスにチェックを入れられるので、非常に簡単でいい感じです。
以上です。