【Power Automate Desktop】サイトのリンクをクリック

投稿者: | 2023年3月12日
PowerAutomateアイコン

本日はWindows10から標準搭載されている、PAD(Power Automate Desktop)で指定したWebページを自動で表示させ、指定したリンク(今回は下記のショッピング)を自動クリックするといった、Webスクレイピングの方法を解説していきます。

 

完成後

Webサイトのリンクを自動でクリックできるようになります(^o^)o

PADリンクをクリック

プログラミングは一切不要で、クリック操作だけで実行できる簡単な方法なので是非トライしてみてください!

それではいってみましょう(*゚▽゚)ノ

 

指定したリンクをクリックする手順

手順

①サイトを表示する

②指定したリンクをクリック

慣れれば30秒程度で作成が可能になり、たったの2手順でサイトを表示して、指定したリンクをクリックできるようになります。

めちゃめちゃ簡単です(*゚▽゚)ノ

 

①サイトを表示

アクションの選択

今回のブラウザーはChromeを使用してサイトを表示させます。

まず最初にブラウザーを起動させるために、アクションから

ブラウザーの自動化 → 新しいChromeを起動する

をダブルクリックかドラッグします。

 

ブラウザ

 

パラメーターの選択

新しいChromeのを起動するダイアログが起動したら①~②の設定をして保存を押します。

 

起動モード新しいインスタンスを起動する(Chromeのこと)を選択します。

初期URL:表示させたいURLを入力します。今回はヤフーを表示させます(https://www.yahoo.co.jp/)

 

PADインスタンスChrome

 

②リンクをクリック

アクションの選択

アクションから、

ブラウザーの自動化 → Webページのリンクをクリック

をダブルクリックかドラッグします。

 

PADwebページのリンクをクリック

 

パラメーターの選択

Webページのリンクをクリックダイアログが起動したら①~③の設定をします。

 

Webブラウザーインスタンス:%Broweser%と自動入力されます。ブラウザーのChromeのことです。

UI要素:リンクを設定します(詳細は次で解説します)

クリックの種類:マウス動作の選択なので、左クリックを選択します。

 

PADパラメーター

 

UI要素

先程のUI要素を選択するので、下記のUI要素の追加をクリックします。

PAD_UI要素追加

 

UI要素ピッカーが表示されます。

PAD_UI要素ピッカー

 

もしここで下記のような「PowerAutomate拡張機能が必要です」と表示された場合は拡張機能の取得をクリックします。

1PAD拡張機能の取得

 

Microsoft Power AutomateをChromeに追加します。

2PAD_Chromeに追加

 

追加の確認が出現するので拡張機能を追加をクリックすることで、拡張機能が有効になります。

3PAD拡張機能を追加

 

ヤフーのサイトをブラウザー(Chrome)で手動表示させて、マウスを動かすと拡張機能が適用されたので、各要素が赤枠で表示されるようになります。

 

今回は下記の左のショッピングをクリックしてみたいので、ショッピングにカーソルを乗せると、Span要素が赤枠で表示されるので、Ctrl + クリックすることでUI要素に追加でき、ショッピングがクリックできるようになります。

PADリンク

 

UI要素を確認してみると、Span ‘ショッピング’ が追加されているのが確認できます。これで全ての設定が完了です(*^^)v

PAD_UI要素に追加後

 

実行

たったの2手順のみのフローが作成され、あとは赤枠の実行ボタンをクリックすれば、リンク先(ショッピング)に遷移します。

PADリンククリック実行

完成

リンクを自動でクリックして、リンク先のページ(Yahooショッピング)に遷移します\(^o^)/

PADリンクをクリック

 

まとめ

この工程をプログラミングで実行すると案外面倒ですが、PADならクリック操作だけでスクレイピングができるので、重宝できるのではないでしょうか!

こういう簡単なの最高ですね~(^^♪

以上です。