PowerAutomateDesktopサイトのラジオボタンをクリック

投稿者: | 2023年3月13日
PowerAutomateアイコン

本日はWindows10から標準搭載されている、PAD(Power Automate Desktop)で指定したWebページを自動表示させ、指定したラジオボタン(今回は下記の到着)を自動でクリックして選択するといった、Webスクレイピングの方法を解説していきます。

 

完成後

Webサイトのラジオボタン(到着)に自動選択ができるようになります!

PADラジオボタン選択完成

 

プログラミングは一切不要で、クリック操作だけで実行できる簡単な方法なので、是非トライしてみてください!

それではいってみましょう(*゚▽゚)ノ

 

ラジオボタンを選択する手順

手順

①サイトを表示する

②指定したラジオボタンをクリック

慣れれば30秒程度で作成が可能になり、たったの2手順でサイトを表示して、ラジオボタンクをクリック選択できるようになります。

めちゃめちゃ簡単です(^o^)o

 

①サイトを表示

アクションの選択

今回のブラウザーはChromeを使用してサイトを表示させます。

まず最初にブラウザーを起動させるために、アクションから

ブラウザーの自動化 → 新しいChromeを起動する

をダブルクリックかドラッグします。

 

ブラウザ

 

パラメーターの選択

新しいChromeを起動するダイアログが起動したら①~②の設定をして保存を押します。

 

起動モード新しいインスタンスを起動する(Chromeのこと)を選択します。

初期URL:表示させたいURLを入力します。今回は乗換案内を表示させます(https://transit.yahoo.co.jp/)

 

①PAD乗換案内表示

 

②ラジオボタンの選択

アクションの選択

アクションから、

ブラウザーの自動化 → Webフォームの入力 → Webページのラジオボタンを選択します

をダブルクリックかドラッグします。

 

②PADアクションでラジオボタン

 

パラメーターの選択

Webページのラジオボタンを選択しますダイアログが起動したら①~②の設定をします。

 

Webブラウザーインスタンス:%Broweser%と自動入力されます。ブラウザーのChromeのことです。

UI要素:HTML要素を設定します(詳細は次で解説します)

 

③PADラジオボタンのパラメーター

 

UI要素

①先程のUI要素を選択するので、下記のUI要素の追加をクリックします。

④PADラジオボタンUI要素追加

 

UI要素ピッカーが表示されます。

PAD_UI要素ピッカー

 

もしここで下記のような「PowerAutomate拡張機能が必要です」と表示された場合は拡張機能の取得をクリックします。

1PAD拡張機能の取得

 

Microsoft Power AutomateをChromeに追加します。

2PAD_Chromeに追加

 

追加の確認が出現するので拡張機能を追加をクリックすることで、拡張機能が有効になります。

3PAD拡張機能を追加

 

乗換案内のサイトをブラウザー(Chrome)で手動表示させて、マウスを動かすと拡張機能が適用されたことで、各要素が赤枠で表示されるようになります。

PADラジオボタン選択

 

今回は下記の到着をクリックして選択したいので、到着のラジオボタンにカーソルを乗せるとInput radio要素が赤枠で表示されるので、Ctrl + クリックすることでUI要素に追加されます。

2023-03-12 20_17_53-スタート

 

UI要素を確認してみると、Input radio ‘type’ が追加されているのが確認できます。これで全ての設定が完了です(*^^)v

 

実行

あとは赤枠の実行ボタンをクリックすれば、到着のラジオボタンに自動で選択されます。

➆PADラジオボタンフロー完成

完成

到着のラジオボタンが自動選択されるのが確認できます\(^^)/

PADラジオボタン選択完成

 

まとめ

クリック操作でラジオボタンも簡単に選択できるので、是非ためしてみてください!

以上です。